『喫茶店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』感想

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※ネタバレ注意

珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

大好きなシリーズ『喫茶店タレーラン』の最新刊を読み終えたので、今日はそのレビューをば。
表紙の絵が相変わらずきれいで可愛いですな。

ラノベだと絵師さんのプロフィールやらコメントがちょろっと載ってたりするのがお馴染みですが、タレーランは一般作だからなのか名前が小さく載っているだけです。
この絵柄は好きだし作品のイメージにとても貢献しているわけだし、もうちょっとでっかく名前を載せてもいいのになぁと、個人的に思ったり。

さて、レビューいきましょか。

 

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!読んだ人は僕の好き勝手な考察にお付き合いしていただけると幸いですw

 

 

 

 

☆あらすじ

喫茶タレーランのバリスタ、切間美星がバリスタの大会に出場することになるが、大会の会場で選手の材料に異物が混入される事件が起きる。
美星とアオヤマは事件解決に向けて動き出す。

ドアはオートロック、
見張り役までつけたのに混入事件は起きてしまい、
いよいよ密室事件の様相が濃くなった。

過去のバリスタ大会で起こった混入事件も絡んできて
、謎は深まっていくばかりだが、
美星が見事解決していく。

 

☆舞台について

個人的な趣味なんですが、
僕はミステリーの中では館モノが好きです。

鍵のかかったドアに締め切られた窓、しかし室内で事件は起きた。
そう、密室です。
そういう密室が大好物ですw

このタレーランの3巻でも、
館ではないにしても同様の密室が作られていて胸躍りました。
これまでのタレーランより規模が大きくなったような趣を感じさせましたね。
大会会場の見取り図が最初のほうのページにあったので『こ、これは……!』をにわかに密室事件を期待した僕だったのですが、期待通りになって嬉しかったです。

『喫茶店タレーランの事件簿』というタイトルで、しかも美星バリスタの決め台詞が『大変よく挽けました』なもんだから、どうしても謎を解く舞台は喫茶店になりがちになってしまいそうなのを、作者さんは上手く舞台を移動させてますね。バリスタの大会があるなんて初耳でした。

 

☆混入に次ぐ混入

コーヒーネタで事件を練り上げているのはさすがですね。
コーヒー豆といっても色々あるんですなぁ。
ピーベリーやら欠点豆やら……。
ピーベリーに欠点豆が、塩に胃薬が、さらには牛乳に血が……。

とくに牛乳に混入したのが血だったことには驚きつつ『やられたぜ!』と思いましたw
当初は食紅だということになり『でも食紅なんて持ってくる動機がないよな』という理由から推理を妨げていたわけですが、食紅が見せかけで実は血だったなんて……。
そういえばシュタインズゲートにも自らの血を使ったシーンが終盤にあったよなぁ、とぼんやり思い出した僕でしたw

 

☆ふたりの距離

にしても、美星バリスタとアオヤマとの距離は縮まりそうで縮まりませんなぁ。
終盤で『私のことどう思っているのかを教え』とまで美星バリスタは言ってくれたというのにアオヤマは……。

まあ、くっ付いてしまったら、
それはこの物語の終わりを意味するような気がするので、当分はこのままでいいとは思いますけどw

この微妙な距離感の中で事件が起きるから、タレーランは面白いのだと思います。

 

以上、『喫茶店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』のレビューでした。

 

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