『ビブリア古書堂事件手帖6』感想

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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

 

 

※ネタバレ注意

 

 

『ビブリア古書堂事件手帖6』を読んだので感想をば。

 

☆太宰

晩年 (新潮文庫)
太宰 治
4101006016
今回のビブリアは一冊丸ごと太宰を扱った内容となっていました。
1巻で栞子さんに大けがを負わせた田中も登場し、またとんでもない展開となるのですけど、とにもかくにも太宰ファンが昔々からファンであり続けている様がいっそ気持ちのいいぐらい描かれていたところが印象的。

特に90歳を過ぎていそうなおじいちゃんすらも、太宰のこととなって生き生きとしてたところとか。
こういうふうに後生語り継がれる作家の偉大さは、圧倒的なものがあるよなぁ。
などと小説書きの僕としては思わずにはいられません。

 

☆ドロドロしてる

今回は栞子さんの推理、いつもの冴えはあったけれど、やはり内容が内容なのでちょっと遠慮がちな面もありました。大輔の祖母の事情とか絡んでたりとかありましたし。
なんというか、とにかくドロドロした展開でしたなぁ…。

久我山が不倫していてもしかするとその娘は……なんていう展開は予想外で、しかもそこで終わっているので後味が悪かった。
でもこれは作者の狙いで、次の巻でスッキリさせるための展開なのではとも考えられる。

あとがきで次かその次の巻でビブリアは終わると書いてありましたし。期待しましょうか。
できればもう少し早く出してくれるとありがたいけれど、相変わらずの参考文献の多さだったので、それはちと厳しそうですね。

 

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