『珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで』感想

※ネタバレ注意

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)』を読了したので感想をば。
個人的な話ですが、僕と僕の叔母とで意見が大きく分かれた作品となった。

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!読んだ人は僕の好き勝手な考察にお付き合いしていただけると幸いですw

 

 

 

 

☆短編集

今回は5つの短編+1つの掌編、
計6つのお話からなる1冊となっております。

短く読みやすいけれど、
意外性のある展開に持っていけてるところはさすがだなと思いました。

個人的には1つ目の短編が好きですね。
てっきり青山の語りだと思っていたんですっかり騙されました。

ただ、ひとつ残念なことがあるとすれば、
コーヒーにまつわるお話があまりなかった点ですね。
専門学校の話にはコーヒーのことが含まれてましたけど。

コーヒーにまつわる歴史、
エピソードと絡めて物語が広がり、
解決していく美星バリスタの姿が魅力なので、
そこのところ5巻では元に戻してほしいかなと。

ちなみに僕がこのシリーズで1番好きなのは今のところ3巻ですね。

 

短編集という形態に戸惑う人が…

突然ですが僕の叔母の話です。
彼女もタレーラン4巻を読んだんですけど、
どうにも酷評しているんです。
僕としてはミステリーながらもサクッと読めて良かったんですが。

理由を訊いてみると

「主人公が出ない」
「コーヒーが出ない」

と言っていました。
違和感があるようなんですよねぇ。

どちらも全く出ていないというわけではありませんけど、たしかにこれまでのタレーランではなかった形態であることはたしかです。
ただ僕は短編集という形態には全く違和感も感じませんでした。

なぜなら、ラノベではこの形態はよくあるからです。
ある程度シリーズが進んでいくと、
短編集が出てほかのキャラ視点で物語が語られたり「実は過去にこんなエピソードがありましたー」みたいな具合で掌編が描かれることなどよくあるんで。

けれど今回わかったことは、
慣れていない人がこの形態に触れると違和感を感じ、場合によっては憤慨するということ。
まあうちの叔母のことなんですけど(苦笑)

おそらくコーヒーにまつわるエピソードを入れて、
アオヤマ視点の話があれば叔母も酷評はしなかったと思うんですよね。
なのでこの手の短編集を書くときは、
従来の形を取った短編(タレーランで言うとアオヤマ視点で美星バリスタが解決するスタイル)を入れつつ、ちょっと趣向を変えた短編も入れるというスタイルがいいのかもしれません。

ちなみに僕は美星バリスタさえ登場すればいいやと思ってますが何かw

 

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