縛りがきつすぎるぜ……。短編小説『締め切り親子』

「どうしてこうなった!」
「そんなこと言ったって!」
 わからないではないがこれは酷い!
 何が酷いって、私の息子の夏休みの宿題である!
 八月三十一日だというのに、全く手をつけていないのだ!
 漫画などではこういう登場キャラはしばしば登場するが、まさか現実に、しかも自分の息子がそういうタイプだったとは!
「もう小学六年なんだから自分のことぐらい自分でしなさい!」
「いいじゃん手つだってくれたって! 父ちゃんいつも暇じゃん!」
「暇だと!」
 たしかに暇そうに見えるかもしれないがそうではない!
 私は小説家で、家で机に向かって執筆しているんだ!
 傍から見れば暇そうに見えるかもしれないが、こうもはっきり言われると怒り心頭する!
「今だって締め切りに追われているんだぞ!」
「じゃあ僕のこと言えないじゃんよぅ!」
「わかってるわ! だから余計に腹立たしいんだ!」

※この作品は以前、即興小説で書いたものをほんの少しだけいじったんだけど、やはりこれはもう縛りがきつすぎてどうにもならないです(苦笑)ちなみに縛りというのは必須用件のことで『文末は全て「!」』という用件に加え『8月の息子』というお題で執筆しました。
文末が全て「!」て……。
即興小説で初めて必須用件も加えてみたけれど、もう二度とやらないと堅く誓いましたw

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