『ゼロから始める魔法の書』感想

※ネタバレ注意

ゼロから始める魔法の書 (電撃文庫)

 

虎走かけるさんの『ゼロから始める魔法の書』を読了したので早速レビューしたいと思います。
ちなみにこの作品、第20回電撃大賞で大賞を取った作品です。

 

王道ではあるけれどしっかりとした安定感

魔女や魔術が登場するファンタージー世界が舞台の物語。
主人公は獣人で人型ではあるけれど獣のような毛に覆われた傭兵です。

傭兵の彼がひょんなことからゼロという魔女と出会い、彼女が探しているゼロの書を探す冒険に出るという、王道感たっぷりなファンタジーです。

あとがきで作者さんは「こてこて」だと自己評価していましたけど、僕はこの「こてこて感」が好きです。
というか、なかなか「こてこて」や王道を書くのも難しいと思うんですよね。

設定やキャラがしっかりとできていなければいけませんし。
この物語はそこらへんが全て上手く回っていて安定感が抜群です。
魅力的なキャラクターが魅力的な世界観で動き回っている感じがして、読んでいてとても楽しい時間を過ごせました。

 

世界観もガッチリ

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魔術に魔法、
獣人が生まれるシステムに至るまで、
しっかりと設定が練られていました。
物語に説得力が出ています。

また、それらを説明臭くさせていないところもよかったです。
ゼロと傭兵の会話の中でさらっと説明されていて、読んでいて「なるほどー」と得心がいきました。

 

納得の大賞作品

第20回電撃大賞の大賞作品ということで、心して読み始めたのですが、気がつけばワクワクしながらページを繰っていましたw

第20回の作品はまだこの作品しか読んでいないので比較はできませんが、でも大賞だと言われて納得できるぐらい面白い作品だと思いましたね。

というのも読了後に「続きが読みたい」と強く思えたからです。
またこの世界を見せて欲しい。
傭兵やゼロの楽しい会話を読ませて欲しい。

そう強く作者さんに言いたくなったことが、
大賞作品で納得できた一番の理由です。
2巻の発売、心待ちにしてますっ!

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『ゼロから始める魔法の書』過去レビューはこちら↓

『ゼロから始める魔法の書Ⅴ ―楽園の墓守―』感想。ネズミ少女リーリが可愛すぎるけど侮れない件

『ゼロから始める魔法の書Ⅳ―黒竜島の魔姫―』感想

『ゼロから始める魔法の書Ⅲ ―アクディオスの聖女 (下)』感想

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