ここは天空への塔か!? 出張買取で行った先の高層マンションについて語ってみた。

SPONSORED LINK

何年か前、古本屋でバイトをしていた頃の話です。
以前の投稿で強盗に入られた後の家に出張買取に行ったことは書きましたけど、インパクトだけならそれに勝るとも劣らない出来事でした。
出張買取に向かう前には必ず、行く先のお宅に在宅確認の電話をかけます。
以下はそのときのやりとり。

 

僕「もしもし、私、○○店のカカオと申しますが、××様のお宅ですか?」
お客さん「はいそうです。出張買取ですね?」
僕「はい、ご在宅の確認のお電話をかけさせていただきました。本日○○時に窺いますがご都合のほうはよろしいでしょうか」
お客さん「はい、お待ちしております」
僕「住所を確認させていただきます。――――――――32××(部屋番号)で、お間違いないでしょうか?」

 

そんなやり取りの末、電話を切り、僕はいつものように出張買取に向かった。
この時点では、部屋番号が4桁で、千の位が3であることに何の疑問も抱いていなかった。というか勝手に「三階に住んでるお客さん」と脳内でわかった気になっていた。

 

出張先に到着。
そこはマンションと言うより塔と言ったほうがいいほどに高層マンションでした。
オンボロの軽自動車を高級車が並ぶ駐車場の中に滑り込ませ停車し、ホテルめいた外観と内装を誇るエントランスで、ホテルマンみたいなマンションの管理人?だかにお客さんの名前と部屋番号を告げてエレベーターホールに続く自動ドアが開く。

 

ホテルマン(違)「32階ですのでお間違いないように」
僕「あーはい、わかりま……した(32階、だと……!?)」

 

3階だと思っていたのでその超高層っぷりに唖然としました。戸惑いつつエレベーターで上へ上がる僕。
ちなみにこの間に僕が通った自動ドア(ロック付き)の数は二つ、お客さんちのドアを含めると三つのロックがかかっていることになります。厳重すぎて我が家のセキュリティがザルに思えてしまうw

 

お客さんはとても品格溢れるマダムでした。
玄関は僕の部屋ぐらいあり、なんかもう、眩暈が……。
本はリビング(言うまでも無いけど広い)に雑然と置かれていて、僕はそこで査定をしたのですが、窓の外の景色が凄まじい。
高い……なんだこの高さは……。
これが32階の眺めなのか……。
その景色たるや天空城に直結しているのではないかと錯覚するほど。天空装備持ってない上に勇者でもないんですけど僕。
まさにジオラマを俯瞰しているような感覚。
ちょろちょろ細かく動いているのはおそらく車。
人に至っては細かすぎて見えない。
もちろんスカイツリーとかに比べれば大したことはないのでしょうけれど、自宅にいて常にこの高さで暮らして寝起きしていると思うと、日々どんな気分で暮らしているのだろうかと訊ねたくなる(もちろん訊ねませんでしたけどw)。
ただ、査定した本の多くが医学書やその類の専門書だったので、ここのご主人は医師なのかなと推測し、その暮らしぶりに納得した僕でした。

 

でも今思うと、災害時にあれだけの高さに住んでいると危ないのではないでしょうか。
もちろん、あれだけ高級っぷりを遺憾なく発揮していたマンションです。
緊急時の対策はすでに取られているかとは思いますけど。
いざとなれば、あのホテルマン(違)が颯爽と駆けつけて助けてくれたりするのかもしれません。ないか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA