本レビュー 時雨沢恵一『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) 』 ネタバレ注意

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)

 

 

※ネタバレ注意

 

 

時雨沢さんの『男子高校生で~』を読了したのでレビューしたいと思います。
タイトルは長いので割愛させていただきましたw

 

☆やはり気になるお金の話


上巻もそうだったのですが、ライトノベル作家の仕事のやり方やら裏事情がつまびらかに書いてあります。
下巻の今作はかなりリアルな話が多かったです。お金です。
印税などの収入面から(具体的な金額が書かれていた)、確定申告のことまで……まさかここまで書いてあるとは。読んでいて「ほうほう」とひとりほくそ笑んでいましたw
ただあくまでも電撃文庫の話であって、ほかのレーベルではどうだかわからないとは言及してありましたけど。
言及と言っても物語中でのことですが。書いてあった数字とかは多少の差こそあれ本当のことなのか、そこらへんあとがきに書いてあったりすればよかったのですが、生憎とありませんでした。
気になりますなぁ。

 

 

☆予想はついちゃったけどきれいな終わり方


この物語の肝である『なぜ首を絞められていたのか』については、上巻のファンレター云々のあたりで「これはもしや……」と思い、今回のヴァイス・ヴァーサのミークが死んでしまう云々という箇所を読んで「やはりこれは……」となって、やはり首絞めの理由はそれだったか、となりました。
でも予想通りだからと言って全然面白さには影響ありませんでした。これがミステリーだったらアウトでしょうけど。
むしろ予想通りであるからこそ、きれいな終わり方だなーと思えて満足できました。
予想を裏切ることを狙うのも大事でしょうけど、僕はこういう予想させておいてそのとおりになる物語があってもいいと思います。
まあ、作者さんが果たして予想させておいてそのとおりに終わらせた、などという狙いがあって書いたのかは定かではありませんが(苦笑)

 

以上、『男子高校生で~』のレビューでした。
ライトノベル作家を目指している人や興味がある方はぜひ読んでみるといいと思います。
物語というより、ひとりの小説家の物語の紡ぎ方を読んでいるような気分で楽しめました。

 

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