本レビュー 山形石雄『六花の勇者』 ネタバレ注意

六花の勇者 (集英社スーパーダッシュ文庫)
六花の勇者 (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

 

※ネタバレ注意

 

 

山形石雄さんの『六花の勇者』を読了したのでレビューしたいと思います。
そういえばスーパーダッシュ文庫ってベン・トーしか読んだことなかったなぁ。

 

☆ファンタジーだけど推理物


この作品はジャンルこそファンタジーですが、読んでみれば密室トリックを解決するバリバリの推理物でした。あらすじを読んだ限りでは『ちょっとミステリーっぽいのかな』ぐらいにしか思ってなかったので度肝を抜かれました。
主人公アドレットは六花の勇者の偽者で今回の事件の犯人だと疑われ、ボロボロになりながらも逃げて戦って逃げて戦って……。
幾度も繰り返されるピンチの中で、アドレットは真相に辿り着く。
手に汗握る展開でした。
ここまで夢中になってページをめくった作品は久々ですね。
七人の中にひとり犯人がいて、誰もが疑心暗鬼になる様は、まさにミステリーの醍醐味。
結界でキャラクターを閉じ込めた舞台作りも、孤島に取り残されたり館に閉じ込められたりするシチュエーションみたいでよかった。ファンタジーという設定を生かしていて「すげぇ」と関心しきりでした。

 

☆で、犯人は……


やはり推理物を読んでいれば誰が犯人なのかと、読みながら当てようとしますよね。
僕はナッシェタニアを疑いました。
が、理由はちょっとアレなんですが……。
ナッシェタニアは刃を自在に操るじゃないですか。あの方法を使えば、たとえ扉が閉まっていても結界の装置がある部屋の中で刃を発生させ、遠隔操作で装置に突き立てる、なんて荒業が可能だったんじゃないのかなーと。
はい、大ハズレでしたw
そんな方法、作中でどのキャラも思いついてなかったというか考えるまでもなかったのでしょう。

 

以上、『六花の勇者』のレビューでした。
ラストがとても気になる終わり方で、案の定続刊が出ているようなので近いうちに購入して読みたい所存です。
気になって気になってしょうがないですホント。

 

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