堀江貴文さんの『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役に立った』を読了したので感想をば。
ラノベのタイトルでもなかなか見ないタイトルの長さですな(笑)

レビューの中に堀江氏の価値観が
堀江氏が獄中で読んだ本のレビューです。逞しい……。
1000冊読んだ~と言っても、もちろんこの本に1000冊分のレビューが載っているわけではないです。あくまでも堀江氏の印象に残った本がチョイスされ、彼独特の弁で語られ、レビューされています。
本によっては恐ろしくサクッとしたコメントのものもあり「おや?」と首を捻ってしまうこともありましたけど、概ね楽しく、また参考にさせてもらいました。
レビューの中にも堀江氏の価値観が読み取れ、彼の考え方に共感したり反発したり……色々と考えさせる本でもありましたね。
ただ言えるのは、堀江氏は本当にエネルギッシュだなと。これは確実です。
最後の対談さえなければ良書
最後の章で堀江氏と書評サイトHONZの成毛氏による対談があるのですが、これはちょっと……。
まあ毒舌と言ってしまえばそれまでですけど、文系叩きがかなり厳しかったですねぇ……。
『(笑)』となっている部分が嘲笑なのではと思えるほどに。
Amazonのレビューが参考にならん、というところは同意ですけど(梱包がどうとかレビューに書くのはおかしいと思うんですw)。
まあこれぐらい尖ってる人だからこそのし上がって逆境も越えてしまっているんですねっ!
と、前向きに捉えておいた(笑)
読みたくなる本が見つかる本
普段、小説(そのうち7、8割がラノベ)を読むことがほとんどの僕にとっては、とても新鮮なレビュー本ではありました。
いつもとは違う角度から物事を考えれそうなので、何冊か読んでみようかなと画策中です。
この本に載っていたサイエンス系、経済系の書籍に手を出してみようかしらん。
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