『絶対ナル孤独者1』感想。

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※ネタバレ注意

絶対ナル孤独者《アイソレータ》1 ―咀嚼者 The Biter― (電撃文庫)

SAOやAWを執筆されている川原礫さんの新作『絶対ナル孤独者1』を読みましたので、早速レビューをば。

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あらすじ

宇宙からやってきたサードアイが体内に入り込み、ミノルは異能の力を手にする。

サードアイにはルビーとジェットの二種類が存在し、ルビーを取り込んだ者はサードアイに支配され殺人衝動にかられる。ジェットには殺人衝動はなく異能の力のみを与える。ミノルはジェットだった。

サードアイを取り込んだ人間はミノル以外にも存在し、ルビーだったことから殺戮行動に出る。ミノルはサードアイをめぐる戦いに巻き込まれていく。

 

やはりそこは川原さん

サードアイによって得られる異能の力の選定が、記憶や心の傷っぽいようなので、そこらへんは川原さんだなぁと思いました。良い意味で。

AWもそうでしたけど、こういうふうに能力の存在に理由があるのって妙に腑に落ちるから土台がしっかりした感じになります。僕だけかもしれないけれどw

 

今回のキャラ設定は重い

AWのハルユキもイジメやら両親の離婚やらと暗い過去を背負っていましたが、今回の主人公ミノルは幼い頃に自分以外の家族を全員殺されるという闇クラスの過去を持っています。

あまりにも重い過去をどう描き、どう乗り越えるのか、今後の物語展開が気になるところです。

重い過去をキャラ設定に組み込むのってかなり勇気いるんですよね、少なくとも僕の場合は。

それを扱いきれるのか、抱え込めるのかという問題があって、どうにも手が出しづらいといいますか……。

そういう意味でも、川原さんがどのようにミノルを書いていくのかには注目です。

AW、SAOと多くのキャラが登場しましたけど、今回のミノルは僕は1番好きかもしれません。過去はともかく、暗い考え方とか記憶についての捉え方なんかは共感できるところが多いので。

 

そういやゲームの世界ではなかった

サメ男との熱いバトル展開を読んでいてふと思いました。

『そういやこれ、ゲームじゃなかったんだな』とw

どうにもSAOとAWがゲーム世界のことなのでこの作品も……とか癖で思ってしまいそうにw

まとめ

まだ1巻なのでこれから、という感じでしたね。

個々の能力は記憶や過去に起因していることから、ユミコにも当然ながら背景が存在しそれにまつわるエピソードも今後出てくることでしょう。

サードアイについての謎や新事実もこれから明らかになっていくかと。

WEB版ではどの程度まで執筆が進められたのか知りませんけど、これからに期待してますっ。

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