
どうもお疲れ様です。
実は村上春樹が好きなカカオ(@kudoshin06s)です。
好きなんですけど…
「村上春樹っておもろいの?」って友達から訊かれて返答に困った…。僕は結構好きで、好きな長編は『ねじまき鳥クロニクル』『スプートニクの恋人』、短編だと『ファミリー・アフェア』が特に好き。エッセイも持ってる。
が!
面白いって訊かれると困るんすよね…。
— カカオ (@kudoshin06s) August 4, 2018
うん、困ったw
困った末に僕は

と苦し紛れに答えた。実際のところ文体は好きなんですよね。
ただやはり…
面白いの?
って訊かれると分からん…。
この記事で、村上春樹のことをよく知らない方に向けて、村上春樹の作品が面白いのかどうか考えていこうと思いますっ。
村上春樹とは
ハルキスト、なんて呼ばれる方々が存在するほどの人気。いや人気とか軽く言えないレベルの作家。
ただハルキスト達に村上春樹を語らせると延々と語られてしまう。
説明の最中にあくびなんぞしようものならドロップキックを食らうかもしれない(偏見
ここは村上春樹読者のライト層である僕がザックリと説明しよう。
一般的な認識は
「ノーベル文学賞を取れそうでいつも取れない小説家でしょ?」
って認識かと。
まぁそんな感じでもええと思うw
描かれる文体、世界観が独特(こなみ
国分寺でジャズ喫茶を営んでいたけど、ある日小説を書くことを思い立ち執筆。
小説家となり現在に至る。
ザックリした説明ですんません。
ポイントは経歴とかじゃなくて
- 文体
- 世界観

アニメ『バーナード嬢曰く』で村上春樹について触れられてもいるよっ!
僕が村上春樹の作品の好きなところ
面白いから読んでいるというより「読み心地がいいから読んでる」っていう感じなんですよなぁ村上春樹作品。
面白いやつまらないなんてのはどうでも良くて、とにかく彼の書く文章が読んでいて落ち着く、みたいな。全ての作品ではないけど。
かなり特異な作家さんですよなぁ。
— カカオ (@kudoshin06s) 2018年8月4日
読み心地の良さ…ですかねぇ。
温泉に入ってる気持ちよさ?みたいな??
そこはかとなくボンヤリした答になってしまうのは、どうにも説明しがたい作家さんであり作品だからです。
僕は読み心地良いと思っても、間違いなく「つまんない」とバッサリ斬る人だって出てくることは容易に分かりますなぁ。
美術館に行って面白いかどうか問題と似てる
僕は絵画には全く詳しくないんで美術館に行っても

などと思うタイプです。破滅的に僕と美術館は合わない。
村上春樹の作品もこんな感じで、合う合わないが物凄く出やすいと思う。
…で、村上春樹って面白いの?つまらないの??
少なくとも僕は楽しんで村上春樹の作品を読んでることは確かです。でなきゃわざわざ自分の時間を投下しない。
けれど読んだことない方には結局のところ

としか言いようがないっす。
幸い村上春樹の作品はたくさんあって、しかも図書館に行けば何かしら借りられる状態にはなってると思われ。
問題があるとすれば

ってところかと。作品数めっちゃ多いですからなぁ。
そんな村上春樹初心者さんに向けて、読みやすそうなのをオススメしまっす。
村上春樹初心者が比較的読みやすそうな作品まとめ
短編
▲この短編に収録されてる『ファミリー・アフェア』がおすすめ。
ワケの分からない独特な世界観が薄まっていて読みやすいという意味で。
いや僕は他の短編も好きですけどね…。
長編
▲『スプートニクの恋人』は長編の中でも割とライトな部類に入るかと。
長編と言ってもボリューム的には『ねじまき鳥クロニクル』や『1Q84』に比べると随分とページ数は少ないしね。
ここで紹介した2作の共通点は「笑えるポイントがある」です。
笑いのツボなんて人それぞれだと思うんですけど、思わずクスッとしてしまう感じの面白さ。
ただ笑いはあくまでもスパイスで、結局のところ

って感じで僕は落ち着いてしまうんですよね。
まとめ
- 僕は楽しんでる
- 実際に読んでみ?
まぁ小説っていわば暇潰しです。
村上春樹作品だろうがなんだろうが、肩の力抜いて読んでみてオーケーだと僕は思いまっせ。うん。