『1Q84 BOOK2』感想。

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※ネタバレ注意

 

1Q84 BOOK 2

ようやっと1Q84のBOOK2を読み終えたのでレビューをしたいと思います。

しかし長かった。いや長いと感じるのは僕の読書傾向が近年はラノベ傾向になっているせいかもしれないけれど。

ちなみに僕はハードカバーを読んでますが、文庫本も出ています。全六巻?だったと思います。

 

青豆と天吾

色々と不思議で不可解な事象の多い本作ですが(村上春樹さんの作品ではよくあることですが)、とにもかくにも青豆と天吾が求め合っていることが物語の柱のような役割を果たしていると思います。

どちらか一方でも求めなければ、天吾の人生と青豆の人生はそもそも変わっていたでしょうし。とりわけ青豆は天吾については「愛」だとBOOK1から言い切っていましたし。

そんな二人があわや邂逅か!というシーンがBOOKの一番気に入ってます。

天吾が高円寺の公園のすべり台から二つの月を見上げているところを、青豆が見つけるところです。

クールでタフな青豆さんでも、いきなり天吾を見つけると迷いや躊躇が脳内に台頭して次の行動になかなか移れなかったのがよかった。超人的で本当の意味で無表情でクールな人間だったら、青豆のように味のあるキャラにはなっていなかったでしょうし。

結局ふたりは出会えなかったけれど、読んでいて不思議と気持ちのいい余韻が残りました。

 

リトル・ピープル

こやつらは結局何者なのか……。

随分昔の村上春樹さんの短編でTVピープルなんてのが出てきましたけど。

もしかするとリトル・ピープルが何なのかはわからないというか、説明すらされないのかもしれません。

これからBOOK3を読みますけど、なんかそんな気がしますね。

我々読者はこの作品を通じて、実世界の中でリトル・ピープル的な何かに気付かされるのでしょうか。

物語の読み方、捉え方は人それぞれで、数学と違って答が明確に決まっているわけではないけれど、とりわけ村上春樹さんの作品には多くの解釈や読み方、捉え方があって、僕はそういうところが好きです。

BOOK3を読みおえたとき、果たして僕はリトル・ピープルをどう捉えているのか。

それが楽しみでもあり、ちょっと恐くもあります。

 

引き続き1Q84のBOOK3を読みたいと思います。

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