まだだ、まだ終わらんよ!
一ヶ月切りましたね
電撃大賞の締め切りまで一ヶ月切りましたなぁ。
投稿しようとしているワナビたちは、残り日数をカウントし、自分の原稿の進み具合から脱稿日を逆算し、ホッと胸をなで下ろしたり焦ったり、あるいは絶望したりしているのでは?
一ヶ月切ったとはいえまだ時間は多くあります。
ゼロからだといささか厳しいですけど可能性もまたゼロじゃない時期です。
もし今執筆中の作品があるのなら、まだまだ希望たっぷりですよっ。がんばって!
参考になるか分かりませんが、うちのブログの電撃大賞関連の記事のリンクを載せておきますね。
>>>三年間一次選考落ちを続けてた僕が毎年電撃大賞で一次通過できるようになった裏話。この本を参考にしましたよ。
ちなみに僕は今回の電撃は見送ります。
僕が今回の電撃大賞を見送る3つの理由
理由1、規定枚数オーバー
今執筆中の小説、規定枚数オーバーしてます、ブッちぎりにw
なぜなら僕自身が物語を全く終わらせる気がないからです。
いつもは頭からラストまでプロットを作り込み、あたかも設計図を元に家を建てるかのような書き方をしてきたんですけど、今回は設定だけはある程度考え、物語本筋はプロット無しの行き当たりばったりで執筆してます。
これがねぇ、楽しいんですよ~。
たぶん軽く三十万文字くらいいくんじゃないかなぁ。
今書いてる作品は、おそらく小説家になろうかカクヨムで公開すると思います。ミラクリエでもいいかもね。
あるいは、頭から十万文字ぐらいをうまい具合にまとめてどこかの新人賞に投稿するのも有りか。まあ、そのときになったら考えます。
理由2、出版業界の雲行きが怪しすぎる
今に始まったことじゃないですけど、出版不況が半端じゃないですよねぇ。
仮に受賞できたとして、果たしてその先は…?と考えると、不安が募ります。
有川浩さんの提言の中で、こんな一文がありました。
私も新人の頃は、同じ出版社の売れている作家さんの売上げで本を出させていただきました。いつか、その投資から、あなたの大好きな作家さんが生まれるかもしれません。
一冊の本にはいろんな経費が載っています。未来への投資も載っています。皆さんが新刊書店で買ってくださる本は、未来の本への投資でもあります。本を一冊買うごとに、どうか誇ってください。「私は未来の本に、未来の作家に投資したのだ」と。
こんなことを作家に言わせちゃうぐらいに、新人作家を育てる余裕なんて今の出版社にはどうやらなさそうなんです。
まあ、これまでに電撃大賞を受賞した作家さんのうち生き残っていない方々がいるのを見れば分かることですが。
昔はしっかりと新人作家を育てる環境だったみたいですけどね、出版社。
今は時代が違うし、今後も新人を育てる環境なんて出版社には用意できるとは思えません。
もちろん、新人賞で賞を取るということはとてもプラスになるでしょうし、大きなチャンスも勝ち取ったことになります。
そんな色々を考えて、僕はちょっと新人賞に大して懐疑的になってるんですよね。
こんな気持ちではとてもじゃないけど投稿する気分にはなれない。
なもんで、今回は見送り。
まあ、新人賞はほかにもいっぱいありますからね。
最近はファンタジア文庫やMFにも好きな作品が多く出てきたんで、そっちもいいなぁなんて思ってますw
送りたくなったら長編書いて送ればいいんです。
理由3、勝つ方法は他にもあるのでは?と思ったから
自分のこれからの人生を考えたときに、僕は
「最終的に僕はどうなりたいんだろう」
と自問自答するようになりました。ここ一年ほどね。
そうしてここに来て僕は、
「新人賞でなくてもとにかく勝てばイイ」
ということに気付きました。
いやまあ、様々な道があるんで当たり前っちゃ当たり前なんですけど、ワナビはとにかく「新人賞を取りたい!」の一心で日々を生きてますからね…。
なかなか気付けないんです。
小説はこれからもバリバリ書きますけど、新人賞以外のことも視野に入れて動いていきます。
このブログもそのうちのひとつで、実はじわりじわりと収益が上がってます。
って言っても、まだ全然大したことないですけど。
有り体に言ってしまうと、収入が確保できりゃあいいんです。
noteやKDPで稼いでいる人もいますし、僕もまた多角的に攻め始めてます。
そのための実際的な動き方にすでに移行してるんで、今回の電撃大賞は見送るのです。
色々書きましたけど、1つ目の理由が1番の理由ですねw
まとめ
最近このブログで紹介した森博嗣さんの『小説家という職業』にこんなことが書いてありました。
作家を将来にわたってプロモートするようなビジネス戦略を、出版社ではまったく、誰一人考えていないのだ
これから小説家になろうという人は、小説に拘る必要は全然ない。自分には小説しかない、と思わない方が良い。ただ、物理的な手法として、小説が最も手軽である、というだけなのだ。このことを頭の隅に置いておくべきだ。小説は自由だが、創作者はもっと自由なのだから。
前述しましたけど、出版業界は超絶厳しいし、出版社はこれからさらにヒドい氷河期を迎えると思います。
新人作家を育てる余裕なんて、ますますなくなっていくことも考えられますね。
そんな環境下でも、物書きが生きていく術は開拓されています。
KDPを始め、noteで稼いでいる人たちも増えました。
以前からブロガーの存在は知ってましたけど、いざ自分がブログを始めてみると、自分のメディアを持つことの大切さも分かってきましたね。
結論。
新人賞に投稿することは数ある手段のうちの一つであって、投稿することが全てではない。
です!
電撃大賞に投稿予定のワナビさん、執筆がんばってください。
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