※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
俺ガイル7巻を読了したので早速レビューをば。
え?
また俺ガイルですって?
仕方ないじゃないですか。面白いんだもんw
あらすじ
京都への修学旅行を前に、どこか浮き足立つクラスの雰囲気。文化祭以来、教室内でさらに微妙な立ち位置になった八幡だったが、最初から地位なんてないようなもんだしな、と我関せず。ところが、奉仕部に持ちかけられた意外な人物からの「恋の相談」。そこにはまた別の人物の思惑も重なって…。旅行は一気に波乱の予感。複雑な気持ちが渦巻き、答えを出せないまま八幡たちは京都へ。まちがっている青春模様は、まちがっているラゴフメ=恋愛模様を生み出すのか。
修学旅行っていったい……
僕の趣味は一人旅です。
これはひとえに、修学旅行での経験があっての反動でしょう。
計画を決める際のまどろっこしさ、他人の顔色を見て自分の希望を捻じ曲げ、あたかも一致団結した風を装う空気。いや僕だったかもしれませんがw
とにかくそんな経験もあって、僕は旅といえば一人旅です。だって、自由だしw
八幡が論じる修学旅行もまさに苦行で、修学旅行というより就学修行と言ったほうがしっくりきました。
集合写真でのボッチスキルとか悲しすぎて笑ってしまった。けれどなんだかんで雪ノ下や由比ヶ浜や戸塚、材木座に平塚先生もいて楽しそうでしたね。
僕も平塚先生とラーメン食べに行きたい。
変化を恐れる気持ちはあっていい(個人的見解)
八幡も作中で述べていたけれど、告白する際にまず考えてしまうのが敗戦時とその後の状況です。というか勝ったときの状況など想定できません!w
敗戦直後より、やはりその後ですね、問題は。
気まずさと遠慮を繰り返し、その距離感を計り損ね、ついには計ることを放棄し疎遠になる……。戦慄を禁じえないですな(苦笑)
もしグループ内で起こったりしたら、そのグループ全体にかかわる変化に発展するのは間違いないです。
今回の戸部の告白騒動は、まさに葉山と三浦を中心としたグループの変化するか否か……
いや、崩壊するか否かだと言っても過言ではないでしょう。葉山も三浦も、そして海老名も崩壊を恐れていたわけですし。
トップヒエラルキーの彼らにしては随分と後ろ向きな心構えだなぁと思ったりもしたんですが、けれど逆に人間味が見えてきて僕は彼らのことを好きになりましたね。
弱さをようやく見せてくれたというか。
それにやはり変化というのは恐いものです。それも今よりマイナスに傾くとわかっている変化ならば、それはもうどうあっても受け入れ難い。
変化を恐れてはいけない、というような声ももちろんあるのでしょうけれど、変化を恐れるには恐れるだけの理由が有り、それは決して持ってはいけない気持ちではないのだと、僕は思います。
だって、変化後が今より辛いなら、変化しないほうがいいですよ。ええ。
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俺ガイルは興味あるけど時間ないしなぁ…
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