※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、みみみ推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『弱キャラ友崎くん Lv.6(6巻)』を読了したので感想をば。
あらすじ
5巻でたまちゃんのアレこれがあって大変だったけど、それも無事に終わって、6巻では文化祭をやろうぜって話になる。
友崎は文化祭委員をやることになり、同じく文化祭委員の泉、みみみ、中村、竹井などの面々と文化祭でやることを決めていく。
その傍ら、友崎は日南から問われる。
誰のことが好きなのかと。
誰と付き合いたいのかと。
友崎は自分と向き合う時間が欲しいと言って1週間時間をもらうも……?
ついでにインスタデビューもさせられ、関連サブクエストまで発生。
6巻の友崎はマジで忙しそう。
ってな感じでした。
ちなみに以下は読了直後の僕のツイート。
終盤になって、友崎が自分自身と向き合っている感じが印象的でしたなぁ。
このシリーズでは毎巻のことですけど、読み応えありました。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
友崎くんがインスタデビューですって奥さん
出たインスタっ!
なんかアレでしょ?
スイーツの写真とかアップするんしょ?(偏見
僕の偏見はさておき、弱キャラ友崎くんでもインスタが登場するとは。
でもLINEやTwitterが普通に登場してるし、インスタがないほうがむしろ不自然だったかもしれない。
そんなインスタを友崎が日南の指示でやることになり、さらに写真を取ってアップしろクエストまで発生。
写真のシチュエーションまで具体的に決められ、それを実行するにあたって苦心する友崎が例によって見物でしたなぁ。
たまちゃん相手にだけはストレートに頼んでいたのが個人的に特によかったポイント。
あの信頼感は読んでいて暖かい気持ちになりますなぁ。うん。
水沢のナンパぶり見たら友崎でなくとも言葉を失うわ!
なんか、水沢と友崎が女子校の文化祭に行ってナンパする場面があったんだけど、
ナンパとか無理ゲーだとオイラは思うの。
友崎の気持ちは要所要所で共感するポイントがこれまでにもあったんですけど、6巻のナンパシーンは1巻から通して最も共感しましたわw
そんないきなりナンパしようぜとか言われてもねぇ…。
恐くないお化け屋敷を延々とループしてたほうがまだマシw
菊池さんの小説
菊池さんの小説を読むことなった友崎。
その出来映えがよくて、文化祭の出し物で決定していた演劇に脚本として採用する流れまで作った。
僕的には、うまい具合にこの流れを作った作者さんにアッパレっすねぇ。うん。
ただ図書館の妖精こと菊池さんが、俗世(クラス)の人たちの前に晒されるのがとても心配でござる。
全ては友崎のサポートにかかっていますな…。ちゃんと守るんだぞお前。
みみみが「告白」という名の駆け引きを仕掛けてきた件
カカオ
なるほど表紙になるワケだぜ…
って思ったのは僕だけではあるまい。
友崎が菊池さんといつの間にか演劇の脚本を決めてきて、何やら女子校の文化祭にも行ってきた。
みみみとしては焦る要素満載だったワケですな。
ただ、みみみの場合、面と向かっての告白というより、地雷を置いてきたような具合だったのがミソ。
友崎の出方次第で、スルーもできるし爆発もするし。いや爆発したとしても死なんけど。
僕個人としては、この作品の推しキャラはみみみなんで、どうにかくっ付いてくれんかなーと思うんだけど果たして。
でも何気に女子キャラ多いからなぁこのシリーズ。たまちゃんも可愛いし。
染み着いた弱キャラ属性を追い払うのが目標か
6巻で1番読み応えがあったのは、友崎が自己嫌悪に陥って「自分は誰かを選ぶ資格なんてない」なんて思いこんじゃって、そこを水沢がズバッと指摘したところですねぇ。
友崎のことを好きな人たちは、友崎が自分のことを「下げて」見せると悲しくなる……と。
本文読めば分かるけど、水沢の台詞が名文過ぎてヤバいです…。
その後、染み着いた弱キャラな自分と向き合った友崎が、しっかりと「みみみは自分のことが好きである」と認識した流れにグッときました。
まとめ
5巻までは意外と他人のために奔走してる感が強かった友崎が、ストレートに自分の内なる声に耳を傾けているところが最高でした!
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