※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』を読了したので感想をば。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』感想
あらすじ
主人公の末晴は現役女子高生作家の可知白草に初恋をした。
クールビューティーで誰に対しても冷ややかな白草だが、末春と二人きりになると温和な一面も見せていた。
脈あり？と末春は期待した。
けれど白草には彼氏がいることが発覚。
意気消沈する末春に、幼馴染の黒羽が「復讐しよう」と提案する。
ちなみに黒羽は末春に告白し振られているのだが…。
ってな感じです。
感想（ネタバレ無し）
以下は読了直後の僕のツイートです。
序盤はかなり軽いラブコメって感じなんですよね。文章も平易ですらすら読み進められます。
ただタイトルが「幼馴染が絶対に負けないラブコメ」ですからね。
どういうことなのかと気になってさらにページをめくっていくと、徐々に主人公の末春の過去や特技、白草の思惑も明かされて……
気が付いたら物語に引き込まれていましたね。
とはいえミステリアスな雰囲気は一切ありません。そこはラブコメ。
色気あり笑いあり！
でも各キャラクターの思考が交錯して生まれた結末は、人によっては笑うだろうし、人によっては「そりゃねーだろ」と思うかもしれません。
ちょっと賛否分かれるかも。僕は盛大に笑いましたけどw
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう！
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』の面白かったところ
特に良かったところを3つピックアップします。
- 末春と黒羽のイチャイチャからの「あかん！」
- 各キャラの思惑が重なって物語に深みが出ていた
- 笑える復讐の連鎖の結果、関係者がほぼ全員負けてた
1つずつ解説していきます。
末春と黒羽のイチャイチャからの「あかん！」
末春に黒羽が迫って彼の気持ちがグラつくシーンが多々ありましたねぇ。そのくせ迫っている黒羽も照れまくっているというw
そして末春が「あかん！」と正気を取り戻す流れ。
もうこれはお約束の展開にしてもいいのでは？ってぐらいに面白かったです。
黒羽がまた可愛いんですよねぇ。
カカオ
自称お姉ちゃんだけど照れるとどこまでも真っ赤になっていく感じがたまらん！
各キャラの思惑が重なって物語に深みが出ていた
キャラクター達それぞれに狙いがあって交錯していく感じが読み応えありましたねぇ。
- 末春に復讐を提案した黒羽の狙いは？
- 自分の小説を褒められてなぜ白草は涙した？
- 末春に手厳しく当たる阿部先輩は何がしたいの？
読んでいくとこの辺りが疑問として浮かび上がってきます。
1つ1つはそこまでの意外性はないものの、これらが複合的に絡んでストーリーに深みが出ていたなぁと思いました。
ただ笑えるラブコメではありませんでしたね。
笑える復讐の連鎖の結果、関係者がほぼ全員負けてた
告白イベントでの末春による告白を蹴った黒羽のシーン、個人的には痛快だと思いましたw
やっぱ復讐なんてやったらロクなことにならんよねぇという好例。
というのも、振った黒羽ですら激しく後悔しているからw
- 「シロー」だと気付いてもらえなかったために復讐しようとした白草
- 末春に振られた復讐をした黒羽
- 白草に復讐した（しようとした？）末春
復讐とすれ違いの連鎖で誰もが負けていたという。これはもう笑うしかない。
カカオ
唯一、末春に役者復帰して欲しかった阿部パイセンだけは幸せだよねｗ
微妙だったところ
っていうのが急激に描かれたせいか、読んでて気持ちが追い付かない感ありました。
もうちょい白草というキャラクターをじっくり見たいなぁと。
とはいえまだ1巻なので仕方ないかもしれません。
タイトルに幼馴染が付くんだから黒羽がメインということも考えられますよね。うん。
考察
この作品ってCV水瀬いのりさんと佐倉綾音さんのCM効果が大きかったと思うんですよね。
黒羽を水瀬いのりさんが、白草を佐倉綾音さんが声をあてています。
僕はこのCMを事前に見ていたので、読んでてまるでアニメ化したラノベ原作を後追いで読んでるような気分でした。
そもそもこの作品を買ったのはCMがキッカケです。どちらの声優さんも好きなので興味わきましたねぇ。
カカオ
僕が思うに、これからはラノベ売りたければアニメ化するしないに関係なく、CV付けて宣伝しまくったほうがいい。いやホントに。
おさまけ1巻の感想｜まとめ
この記事では『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』の感想を書いてきました。
軽いラブコメなようでいて、キャラクター達の思惑が交錯する読み応えのある作品でした。
『おさまけ』は朗読で聴くこともできます
おさまけは興味あるけど時間ないしなぁ…
そんな忙しい人に朗報。『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』はAmazonの朗読サービスAudibleで配信されています。
そう、読まずに聴くことができる！
カカオ
混みあった電車やバスの中で手がふさがってても、耳から物語が流れて快適なんだよなー。
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