※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『のうりん11』を読了したので感想をば。
トラックに大量に積載したゼ●シィを燃やす41歳w
相変わらずのパロネタ満載の『のうりん』だったんですけど、パロ以外で際立っていたのが、左義長のエピソード。
ちなみに左義長とは、神様が宿る物を盛大に燃やす儀式です。お守りとか御札、熊手とかね。
しかし何を血迷ったのか、ベッキーはゼク●ィを大量に持ち込んでそれを燃やしていました。神様関係ないだろw
農業の物語だというのに、この章に限ってはゼクシ●について詳しく説明されていたのも笑えましたなぁ。
●クシィに『ゼ●クシィ関西』やら『ゼク●ィ東海』なんて具合に、各地方で別個に販売されていたことが1番の驚きでしたねぇ。Amazonで調べてみたんですけど、しっかりとありましたよw
というか、それを『のうりん』で知ったというのが1番笑えますね。
林檎ちゃんは何処へ…
例によっていくつかのエピソードで1冊が出来上がっていた11巻なんですけど、1番の読みどころは終盤の、林檎が米の新品種を作ろうとしたエピソードだと思います。
元々はきゅうりの新しい品種の名前を考えてほしいという、とある会社からの依頼が発端でした。
その話がおじゃんになったものの、林檎は新品種の熱意が冷めず、米の新品種を作ろうと言い出した。
運良く耕作たちが住んでいる地方に適している品種が見つかったので、それをベースにして新品種を作ろうぜ、ということになった。
が、その矢先、林檎が突然、荷物といっしょに寮から消えてしまった…。
っていうところで終わってましたマジですかああああぁぁぁ!!
ううむ、ついに『のうりん』も終盤戦に突入なんでしょうか。先が気になります。
あと新品種の話はとても興味深かったです。昔はその地方に適した品種だったとしても、ここ最近のゲリラ豪雨などの環境の変化で適さなくなってしまったというところが特に。
農作業そのものに目が行きがちになってしまう僕なんですが、品種を作る段階からすでに戦いが始まっているのだなと思い知らされました。
とても良い話でしたのでぜひ一読をば。