『弱キャラ友崎くん Lv.8(8巻)』感想。たまちゃんより菊池さんを守ろうぜ!

4 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、みみみ推しのカカオ(@kudoshin06s)です。

弱キャラ友崎くん8巻

弱キャラ友崎くんLv.8』を読了したので感想をば。

いやぁアニメ化も決まって勢い増してますけど、新章に突入した8巻も盛り上がってまっせ!

『弱キャラ友崎くん8巻』感想

あらすじ

7巻で怒涛のあれこれがあった文化祭が終わり、物語は新章へ。

担任から進路調査票が配られ、友崎は自分の将来について考えることとなる。

まずは情報収集ということで、友崎は周囲に進路について訊き回っていく。

平行して日南から例によって課題を与えられリア充も目指す。

さらにはアタファミオフ会へ参加し、新たな展開が……。

ってな感じです。

感想(ネタバレはあらすじの範囲内)

日南の言う所のリア充には及ばないにしても、既に友崎は十分にリア充だよなーと全力で思わずにはいられなかったw

いやコレはもう3巻だか4巻あたりで既に思っていたかも(苦笑)

新章に入ったことで、友崎の悩みが「将来について」にシフトし、周囲だけでなく自分にフォーカスしているところがこれまでと違っている点でした。

周囲に進路について訊ねる過程で、これまで語られなかったたまちゃんの家事情が個人的にツボ。可愛すぎる…!

「将来について」考えるあまり、思考が内向きになり過ぎて、さらにはアタファミオフ会で登場した新キャラの影響で色々大変になってるところも良かったですなぁ。

ややベタな感じはあるけど、物語は波乱があってなんぼ。

がんばれ友崎くん!

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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『弱キャラ友崎くん8巻』の良かったところ

  • 菊池さんと二人でいるシーンに聖素みを感じた(語彙
  • アタファミオフ会で人間関係が拡張された
  • 友崎が良くも悪くも自分の成長を感じてたところ
  • 各キャラの設定がより詳しく(たまちゃんちは洋菓子店)
  • 夢を追うか迷ってる人が読むと一助になりそう
  • 悩むステージが「将来」と「恋人」になった

1つずつ見ていきましょうっ!

菊池さんと二人でいるシーンに聖素みを感じた(語彙

今に始まったことじゃないんですけど、菊池さんと一緒にいるときの友崎って明らかにキャラがマイルドになりますよねw

カカオ

カカオ

菊池さんの清楚、否、聖素みにあてられているんや…。

そんな菊池さんと付き合うことになったもんだから、7巻までとは違う距離感の近さが文章からこれでもかってぐらい伝わってきて、いつになく聖素みが(語彙

特に8巻序盤はニヤニヤが止まらないシーンが多くて、読んでいて幸せいっぱい。ごちそうさまでした。

アタファミオフ会で人間関係が拡張された

友崎と日南がアタファミオフ会に参加したことで、友崎の人間関係と見聞がグンと広がったのは上手い展開だなーと思いました。

学校だけでは出会えないタイプの人たち(youtuber、プロゲーマー、年上のお姉さんなど)を登場させるにはピッタリの舞台設定!

日南に人生の別の側面を見せよう的な狙いもあって参加したアタファミオフ会だったけど、むしろ友崎にめっちゃ影響を与えてましたなぁ。

まさかプロゲーマーを目指すとは…。

カカオ

カカオ

アタファミは日南との出会いのキッカケにもなったけど、影響力は留まることを知らない…。

友崎が良くも悪くも自分の成長を感じてたところ

日南直伝の服装から自分オリジナルアレンジの服装を試してポーズを決めたり、

かと思えば日南からの課題をどうにかなりそうだと思えたりなどなど。

友崎が自分を肯定し成長を感じてるところが良かったです。やっぱ自己肯定感は大事。

でも人生初と言ってもいい角度からの自己肯定感が、友崎を菊池さんルートから外しにかかっている感もあって面白い。

友崎の自己肯定感って「彼女ができた俺って成長してる」というより「俺って成長してる」って感じなんですよね。

自分だけに強く向いているというか。

実際、友崎は菊池さんの成長は彼女自身によるもの、みたいなニュアンスで捉えている節があるし。謙遜も多少はあるかもですけど。

カカオ

カカオ

まぁ菊池さんの件は、レナちゃんのLINEがトドメ刺しただけって言えなくもないw

各キャラの設定がより詳しく(たまちゃんちは洋菓子店)

たまちゃんちは洋菓子店」って設定が最高に可愛くてツボなんですが先生w

なんだったら「たまちゃんちは洋菓子店」ってタイトルでスピンオフ書いて欲しいまであります。

それはさておき。

友崎が周囲に進路のことを訊く過程で、たまちゃんやみみみ、竹井などの設定が詳しく読めたのが良かったです。

みみみの家、離婚してるんですなぁ。
僕も友崎じゃないけど普通の家庭で育ってるので、あっけらかんとはなれない(苦笑

気になるのは、たまちゃんちをあれだけ詳しく描いたということは、今後何かあるんですかね。

たまちゃんもめっちゃ好きなキャラなので、新たな展開があると嬉しいですなー。

以下は読了した後の僕のツイート。

僕は竹井もかなり好きなキャラなので、竹井の想いが伝わって二人がくっ付けばいいと思ってますw

でもなんか、たまちゃんが友崎を見る目がどうにもそれを許してくれなさそうだと思うのは気のせいですかね……。

8巻は夢を追うか迷ってる人が読むと一助になりそう

友崎がプロゲーマーと対戦し、プロの世界を垣間見るシーンは、夢を追っている人全ての参考になりそうだなと思いました。

バンドマンや小説家、イラストレーターなどなど。

そういった夢を追いかけることの厳しさ、そして追いかけることを周囲に理解してもらうことについても触れている。

大学に行くか行かないかっていう辺りはリアルでしたなぁ。

ちなみに僕もプロゲーマーの人と同じで大学には行っておいたほうがいい派です。

バイトしながらバンドマンしてた知り合いがいるんですけど、バイト忙しくて楽器の練習あんまりできてなかったんすよね。

あれ、学校行くのとそう変わらないんじゃ……と(苦笑)

悩むステージが「将来」と「恋人」になった

全体を総括して良いなと思ったのは、友崎の悩むステージがランクアップした感。

「将来」と「恋人」について、色々大変になってます。

とはいえ8巻は「将来」がメインで動いてた感じ。
終盤で「恋人」とのトラブルが勃発してますんで、9巻は「恋人」が結構メインに来るのではと勝手に予想してますw

気になるのは「将来」と「恋人」に「4人以上のグループで中心人物になる」がどう影響してくるかですな。

8巻の時点で友崎が4人グループの課題で悩んでいる様子はあまりないんですけど、どうなることやら。

『弱キャラ友崎くん8巻』の微妙だったところ

日南の課題である「4人以上のグループで中心人物になる」の影が少し薄かったかなぁと。

全体的に、友崎が「将来」についてどうするかを情報収集しながら思考を巡らせている感じでしたからね。あとアタファミ。

みみみと竹井でLINEグループ作ったりしてたけど、それも課題を友崎が頑張ったというより、将来についての参考情報を収集していく過程で決まった感ありました。

とはいえ、これは友崎の成長した結果とも言えるのかなぁとも思ったり。

それに新章はまだ始まったばかりなんで、これからこの課題において何かあるかもしれません。

カカオ

カカオ

課題に奔走してた頃の友崎くんじゃないのだ。手を繋ぐのはめっちゃ苦戦してたけどw

『弱キャラ友崎くん8巻』の感想|まとめ

レナちゃんの存在が極めて厄介ですな…。今のところ災いの種でしかないw

みみみとの交流も菊池さんの嫉妬に繋がっているので無視できない。日南からの課題にはみみみもグループに入っているのだが果たして。

プロゲーマーを目指すことにした友崎がどういう行動に出るのかも注目ですね。

ただ、嫉妬する菊池さんが新鮮で、個人的にはグッドですw

あとまぁ、これだけは言いたい。
友崎くんは竹井からたまちゃんを守る前に、菊池さんとの仲をどうにか死守しようぜw

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