『ゲーマーズ!』12巻感想。これにて完結!ゲームに感謝をっ!

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カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、ゲーム大好きカカオ(@kudoshin06s)です。

ゲーマーズ!12巻

ゲーマーズ12』を読了したので感想をば。

ついに完結しましたっ!

『ゲーマーズ12巻』感想

あらすじ

11巻で再び付き合うことになった雨野と天道さん。

12巻ではその後の二人、また周囲にる千秋、亜玖璃、祐、心春とのエピソードなどが描かれています。

相も変らぬ日常を送っているゲーム同好会の面々。

なぜか再びシュピール王国に集結する面々だったが……?

ってな感じです。

感想(あらすじの範囲内)

カカオ

カカオ

いやもう11巻で完結したも同然だろwww

と思いながらも読み始めたら、意外とまだ真の完結には至ってない部分もあったんだなーと思いました。

満遍なく決着つけて、いざシュピール王国へってな感じ。

色々トラウマのある彼の地へなぜ行ったのかは、割とアッサリした理由で笑った。

これまでのゲーマーズだと、何かとすれ違いが多かったけど、ラストとなる12巻では一味違う展開を見せてくれて新鮮でしたね。

その割に「あぁ、ゲーマーズらしい終わり方だ」とも思えるから、作家さんの力量を感じずにはいられません。

きっちり終えて、めでたしめでたし!

1巻から12巻まで、とても楽しめたシリーズでしたっ!

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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『ゲーマーズ12巻』の良かったところ

  • 雨野と天道さんによる惚気
  • 心春との決着
  • 亜玖璃の雨野に対する本当の気持ち
  • 真音さんによる神殺し作戦
  • ラストで雨野がゲームに感謝していたところ

1つずつ見ていきましょう!

雨野と天道さんによる惚気

序盤は「将来子供にやらせる最初のゲームは何にする」とかいう問題で喧嘩してた雨野と天道さんだったけど、それもまた惚気ですよねw

子供てw

付き合っていなければ、いや付き合っていても子供のことで揉めることなんて早々ない。

もはや新しい惚気と言ってもいいかも。

その後の、雨野が自分の自信の無さを吐露して天道さんがそんな雨野もまた世界一、なんて具合に流れていく様子はガチな惚気。

でも、さんざんすれ違った挙句に別れたこともある二人なんで、これぐらい惚気てくれて良かったと思います。

カカオ

カカオ

これぞ「その後」って感じでグッド!

心春との決着

天道さんと付き合うことで千秋との決着はついて

カカオ

カカオ

いやぁめでたしめでたし

なんて思ってた僕だったんですけど、あれ、心春との決着はついてませんでしたか(苦笑)

心春の場合は登場した当初から、この子が雨野に惚れても成就することはあるまい、とは思っていたんです。

でもいざ「雨野に振られることが確定」するイベントが発生すると、読んでいて堪えましたね…。

心春と雨野のギャグ的なやり取りも、少しでも振られイベントから遠ざかりたい心春の狙いが透けて見えるもんだからたまらない。

カカオ

カカオ

それでもめげずに自分の気持ちを貫き続けることにした心春にアッパレ!

亜玖璃の雨野に対する本当の気持ち

亜玖璃が雨野をどう思っているのかは気になってたんですよね。その逆はまぁ……ねw

雑に言ってしまえば、亜玖璃は雨野のことを好きってことなんだけど、亜玖璃の言うところの「もっと」が雨野より祐のほうが上回っていた、と。

ただ亜玖璃から見る雨野のポジションは、家族のような近しさもあるから複雑ですなぁ。

とはいえ、祐に大して「もっと、もっと」となっていることが、今の亜玖璃には何より大切なのかなと。うん。

真音さんによる作戦

これまでのゲーマーズと12巻で決定的に違っていたのは、すれ違いや偶然をキャラクターの手によって潰しにかかった点です。

例によってゲーム同好会の面々が、偶然シュピール王国で遭遇しそうになるところまでは従来のゲーマーズ的展開。

が!

シュピール王国で真音さん達がそれぞれのペア同士のエンカウントを阻止したのが、12巻で見られた新しい、そして最後の展開でしたね。

これによって雨野と天道さんが

  • 観覧車で花火を見ながらキスできた
  • でもこれまでのエンカウントも悪いもんじゃないと思えるよね

なんて具合だったのがほっこりして良かった。

ラストで雨野がゲームに感謝していたところ

エピローグで、雨野がゲームに改めて感謝していた感がグッドでした。

ゲームのおかげで友達ができて、恋人までできて、これまで以上にゲームが大好きになった。

世界観そのものに対し、物語の主人公が感謝を述べているように読めて感動しましたっ!

『ゲーマーズ12巻』の微妙だったところ

ないですね。

最初は、ここに至ってなお雨野が自分に自信が持てない、みたいなこと言ってたのはどうかと思ったんです。

でも雨野の性格考えたら、たとえ天道さんと付き合えるようになっても自己評価が飛びぬけて上がったりはしないな、と思い直しましたねw

『ゲーマーズ12巻』感想|まとめ

というワケで12巻で完結となりました!

僕はアニメを見てから原作を読み始めたんですけど、心理描写の情報量は原作のほうが上だと感じましたね。

アニメももちろん面白かったんですけど、雨野を始め各キャラクターの思考が詳しく読める原作に触れるとより面白くなる作品です。

テンポの良い会話やギャグも1巻から12巻まで笑わせてもらいました。

全体的に話はサクサクと進むし会話劇な部分もかなりあって読みやすい。

巻数は二桁いってますけど、完結巻である12巻まで一気に読むこともそんなに難しくはないかと。

カカオ

カカオ

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