※ネタバレ注意

カカオ
どうもお疲れ様、31巻を読んだらタンザちゃんが好きになったカカオです。
今回は…

『Re:ゼロから始める異世界生活31』を読み終えたので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活31』感想
あらすじ
カオスフレームにいたはずのスバルだったが、目覚めた場所は剣奴孤島『ギヌンハイブ』だった。
幼児化はそのままに、スバルはギヌンハイブの過酷な試練に巻き込まれていく。
そこで出会った人々と絆を深めていくも、スバルの前に再び彼が現れ…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した後の僕のツイートです。
以前アルがいた剣奴孤島『ギヌンハイブ』ということで、想像を絶する酷い目に遭うかと思いました。
実際、序盤は手痛い裏切りの連続で人間の嫌な面や魔獣の恐ろしさが際立っていましたね。
でも死に戻りを繰り返しながら事態を打開し味方を増やしていくスバルのスタイルは、舞台がギヌンハイブになっても健在!
むしろ過去に傷を持ったキャラばかりだからか、1度仲間意識が芽生えると絆の強さもひとしおだった気がします。
ただ今回はお馴染みの死に戻りに異常事態が発生するなど、スバルにとっては過去イチの危機を迎えていたかなと(舞台がギヌンハイブであることよりもヤバイ)。
今回は良い具合にキリ良く終わっていたので、まだ読んでない方はぜひ!

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ31巻の良かったところ
僕がリゼロ31巻で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- スバルは幼児化したほうが強かった件
- ギヌンハイブでも仲間を作るスバル
- あえてサテラを呼び出すスタイル
1つずつ解説していきます!
スバルは幼児化したほうが強かった件
知性の幼児化がスバルに有利に働くとは思いませんでした。しかも聖域編でのエキドナの試練を伏線として使ってるところも熱かったです。
スパルカに挑戦してはすぐ直前に死に戻りを繰り返すスバルを見て、絶望しない人っていないと思うんですよね。
仲間たちは開幕早々に裏切ったり逃げたりで、これは無理ゲーだろと僕は思いました。
致命的だと思ったのはオルバルトの術技が未だスバルにかかったままな点。身体能力だけでなく思考力までも幼児化なのはかつてないレベルで詰みの気配を感じましたなぁ。
ところが実際は逆。
知性が幼児化したことで、スバルは少年時代のメンタル(神童と呼ばれていた頃)に戻り、かつてないレベルで諦めない強さを身にまとっていました。
聖域編のエキドナの試練が伏線になっていて興奮も増し増しでしたねぇ。あの時は

カカオ
スバルにとっては父と母を思い出せて良い話だなー泣けたわ~
などと感動したんですが、まさか「少年時代は神童設定」がここに来て活きてくるとは驚きです。あっぱれ!
ギヌンハイブでも仲間を作るスバル
スパルカでの死に戻りは僅かに戻されるハードな展開にも関わらず、ヴァイツ、ヒアイン、イドラと絆を深めていたスバルが良かったですねぇ。
特にヴァイツは最初に名乗って仲間感を演出したキャラなので印象が強かったです。
魔獣を目の前にしての非常事態の中で剣をパスしながら必死に戦う4人は、戦い方は泥臭いけど本当にカッコよかった。
あえてサテラを呼び出すスタイル
後半のトッドとアラキアが襲来する中で、スバル最大の武器である死に戻りがドンドン戻る間隔を短くしていったのは恐怖でした。
死に戻りはスバル唯一の強みといっても過言ではありません。それが使い物にならなくなると詰みですよね…。
そんな絶望的な状況下で「幼児化したことでサテラがスバルを見失っていたから」という理由に辿り着けたのは発想の転換が凄くて驚きでした。
そこからの死に戻りを連呼するシーンは圧巻。
過去には死に戻りを口にした途端にエミリアが絶命したこともありましたから、この展開は予想できませんでしたねぇ。
微妙だったところ
読み返してみたんですけど、微妙な点は特になかったです。
ピンチからの逆転はキッチリ描かれていて、しかも31巻1冊できっちりまとまっていたのは高評価です。
まぁサテラを呼び出して死に戻りした際に「いくらなんでも戻り過ぎじゃねwww」と思ったぐらいでしょうかw
ストーリー的に気になったポイント
31巻を読んでみて、ストーリー的な意味で僕が気になったのは以下の3つです。
- なぜセシルスは小さくなっているのか
- セシルスは今後も仲間でいてくれるのか
- 死に戻りの時間は以前と同じように幅を持つのか
1つずつサクッと見ていきましょう。
なぜセシルスは小さくなっているのか
小さくできるのは現状ではオルバルトだけのはずです。
だとすると、セシルスとオルバルトの間に不和が生じたことになると思うんですが、原因は何なんでしょう。
ギヌンハイブにいたことから推測するに、セシルスに非があってオルバルトに幼児化された挙句、ギヌンハイブ送りになった…?
ただアラキアすら軽くいなす男が、そう易々と幼児化されますかね。個人的にはめっちゃ気になるポイントです。
セシルスは今後も仲間でいてくれるのか
最後にはスバルのことを「ボス」と呼ぶにまで至ったセシルスですけど、彼はこれからも味方でいてくれるのかが気になります。
何せ今のセシルスは幼児化して記憶がほぼ無いようなものです(アラキアのことすら覚えてなかった)
もし今後大人に復活し記憶が戻ったことで、スバルとの関係をどうするのかは注目かなと。
死に戻りの時間は以前と同じように幅を持つのか
そもそも死に戻りの時間の幅って以前から一定ではないですよね。今回ほどではないにしても間隔が短いことはありましたし。
ただ死に戻りがあまり機能してないと思ったら、最悪サテラを呼べばいいという学びが今回はありました。
今後は直前に戻るなんてことはないのでは…と僕は予想してますが果たして。
リゼロ31巻の感想|まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活31』の感想を書いてきました。
帝国編はまだ続くとはいえ、ギヌンハイブを舞台にした騒動が1冊でキリよく終わったのはポイント高いと思います。
読後感もスッキリで32巻を待てるってもんです。
31巻でタンザちゃんが何気に可愛く描かれてた感あるんですよね。レムのようにスバルに懐く展開があったりしても面白そうw