※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、レム推しのカカオです。
今回は…
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集7』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集7』感想
あらすじ
短編集7巻は3話構成。
1話目の『Lugunican Papers』は、ルグニカの新聞記者が王選候補者たちの実像に迫る話。それぞれの候補者たちに様々な噂が流れているが、特にハーフエルフのエミリア陣営の噂が恐ろしいものばかりだが果たして…。
2話目の『Sword Identity』はヴォラキア帝国の『九神将』たちの活躍が描かれる話。ある者は戦う理由に迷い、ある者は復讐のため華麗に舞う…。
3話目の『緋色連盟』はプリシラが領内で起きた子供の喧嘩に、プリシラが首を突っ込む話。プリシラは子供たちに何をさせようというのか…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了後の僕のツイートです。
30巻を読んで「マデリンについてもっと知りたい」と思った人は特にオススメしたい1冊!
これからストーリーを追う上でも読んでおいて損なしかと。
1話目のルグニカの新聞記者がエミリアたちを取材する話は、改めて各キャラがどんな人物だったかを確認するのに打ってつけの内容でした。
リアルな世界に生きる僕らにも通じる部分がありましたなぁ。考えさせられました。
プリシラを中心に描かれる3話目は、子供たちの喧嘩を通して見えるプリシラの内面に注目ですね。意外と重要かも…。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ短編集7巻の各話の感想
今回は短編集なので1話ずつ感想を書いていきます。
Lugunican Papers
記者のショーティと絵描きのルルララの二人が良いキャラしてましたねぇ。
- 空回りしながらも頑張るショーテ
- 興味のある対象ならハイクオリティで描けるルルララ
このコンビだけでも十分に面白かったんですけど、各王選候補たちへのインタビューも笑えました。
エミリア、プリシラ、フェルト、クルシュ、アナスタシアの5人がどういうキャラで、何を目指しているのかも改めて語られるところもポイント高い。
いろんな事があって王選の存在自体がちょっと薄くなってる気はしてましたからね(苦笑)
カカオ
僕は王選を3年かけてやるっていうのも忘れてた…
そしてこの話の1番の読みどころはエミリア陣営へのインタビューだと思いました。
記者魂を燃やすショーティは偏見で物を見ないようにしていたんですけど、ハーフエルフで嫉妬の魔女と似ているエミリア相手だとガチガチに緊張してたんですよね。
ところがいざ取材してみると、エミリアの考えやスバルを始めとした陣営のキャラたちを良く思えるようになったショーティ。
偏見で見ていたのは自分もだと気付いてハッとした様子がお見事!
そして文章だけではエミリアの良さを伝えることができないと悩んだところ、ルルララが絵でカバーするところも最高でしたね。
Sword Identity
30巻で登場したマデリンが九神将に加わるかどうかを決める辺りのお話なんですけど、九将のキャラたちの癖が強いの何の…。
最初は脳筋だと思ったゴズが、実は1番まともなんじゃないかと僕は思いましたねw
メインのストーリーはヨルナが謀反を起こしてそれを鎮圧しに行く感じ。なぜヨルナが謀反などかましたのかもポイントになってきます。
ただヨルナについては29巻と30巻を読んだほうが深掘りしてありますね。
この短編で特に深掘りされているのはマデリンとアラキア、次いでセシルスだと僕は思いました。
特にアラキアはヨルナとの戦いで、自分が何のために戦っているのか分からなくなってしまい弱体化するような場面も。
アラキアが戦う目的なんて「プリシラのため」でしかないんですけど、そのプリシラが近くにいませんし、いたとしても…ねぇ?
狂暴だけど一生懸命なアラキアを応援したくなりましたなぁ。
カカオ
個人的には精霊喰らいのアラキアと精霊使いのエミリアが会ったらどうなるのか見たいw
緋色連盟
プリシラのことを良く思う妹と、プリシラに反感を抱く兄による兄妹喧嘩をプリシラ本人が仲裁……ではなく「戦争」に発展させるお話。
実にプリシラらしい展開でしたw
でも兄妹喧嘩を通してプリシラが兄に対して思うことや、寂しく思っている心情も垣間見えたのは意外。
メインストーリーでは既にアベルと再会を果たしてるプリシラですけど、この短編は兄妹愛が描かれる布石だったり…?
サクッと描かれた内容でしたけど、もしかすると重要になってくるのかも。
リゼロ短編集7巻の感想|まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集7』について感想を書いてきました。
全体的にキャラクター達の確認や補足といった内容でしたね。メインストーリーを追う上で、知っておくと面白く読める感じ。
30巻と合わせて読むことをオススメします。