※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、恵推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『冴えない彼女の育てかた Girls Side』を読了したので感想をば。
英梨々と詩羽先輩の出会い
中編が二つ入って一冊に仕上がってます。
最初の章「冴えない竜虎の相見えかた」では英梨々と詩羽先輩の出会いが描かれていました。
二人の出会いは実はサークル結成よりかなり以前で、英梨々が一年、詩羽先輩が二年だった頃にまで遡っていた。
…なんだ、二人とも互いのファンだったんじゃないのw
英梨々の場合は倫也から「恋するメトロノーム」をオススメされてファンになり、詩羽先輩の場合は…色々あって(英梨々のミスw)で同人作家であることを知り、彼女の絵に惚れ込んだ。
が、ここで障壁になったのが倫也の存在。
ううむ、女視点で見るとモテ主人公で厄介な存在でしかないな(苦笑)
結局、二人とも互いのファンであることを告げられず。
ゆえにサークル内でのあの仲の悪さである、と。
でも心の中では互いの実力を認めているというね。
なにこの友情うらやましいんですけどw
軽い気持ちで読んだら落涙した件。君たちズッ友確定だよっ!
二つ目のエピソード「そして竜虎は神に挑まん」がやばかった。
というか泣いた。
落涙しましたよ!とんだ不意打ちだったぜ!
時間軸としては7巻の裏側ってことでいいのかな?
英梨々と詩羽先輩が大作RPGの絵とシナリオをやらないかと持ちかけられ、葛藤するお話。
全ての黒幕の紅坂朱音も登場、クリエイターがダークサイドに墜ちたらこうなるんだろうなぁ…と思うようなキャラでした。
ただ、ダークサイドには強大な力があるのが世の常で、紅坂朱音もその例に漏れずスゴい人だった。
クリエイターとしては。
そして英梨々も詩羽先輩もクリエイターなワケで、紅坂朱音の凄まじさを目の当たりにし…。
とにかく「クリエイター視点」なんですよ。
僕は7巻を読んだときは英梨々が断腸の思いであることももちろん分かったけど、圧倒的に加藤のほうに感情が行ったんですよねぇ。
けれどガールズサイド読むと、英梨々のクリエイター魂の強さと心の弱さ、そして弱い英梨々を支えていたのが詩羽先輩であったことが明らかになって、もう、ホント、泣くしかねぇ…。
救いなのは、たしかに傲慢で向上意欲がブッ飛びすぎたクリエイター視点ではあるけれど、英梨々と詩羽先輩が紅坂朱音のようなダークサイドに墜ちなかったことですねぇ。
二人が拳を打ちつけあったときったら、もう、ホント、泣くしかねぇ…(←こればっかでスイマセン)。
君たちズッ友確定だよっ!
一時間ほど前に冴えカノガールズサイドを読み終えたんだけど、え、なに、この感動作!?落涙しちゃったよ僕!?とんだ不意打ちだぜ!ナンバリングされてないから笑える短編詰め合わせかなwとか思っててスイマセンでしたああああぁぁ!!
— カカオ (@kudoshin06s) 2016, 2月 3
ナンバリングしてないからコメディタッチで軽いノリの短編集かなーなんて思ってスルーして9巻まで読んじゃいましたよ。いやぁ危うく人生損するとこでしたわ。
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