※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『ソード・オラトリア6』を読了したので感想をば。
あらすじ
闘争と殺戮の女神が統べる【カーリー・ファミリア】。
ティオネとティオナの悪しき因縁。不穏な影が暗躍する港街で、双子の姉妹は忌々しき過去と対峙する。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
明るい姉妹のイメージの裏側
めっちゃ明るくて可愛い姉妹のイメージがあったんですけど、明るいのはティオナでティオネは冷静…
かと思いきや、昔は荒々しい口調ばかりだったのねティオネ。
幼い頃に戦わせられていたアマゾネス姉妹のエピソードは、これまで登場したどのダンまちキャラよりもヘビーだったのでは…。
レベルアップさせるために人間同士で最期まで戦わせるって常軌を逸してますぜい。
ティオナの英雄譚好きの理由が明らかになっていたのもよかったですな。
もし彼女が英雄譚に出会っていなかったら、もしかするとヴァーチェに鍛えられるがままに戦闘だけのアマゾネスになっていたのかもしれない…。
実は辛口評価が多い本書
ティオナやティオネたちの戦闘の激しさ。
ティオネを助けるフィンは最高のカッコよさ。
そんな終盤のピンチからの大逆転に僕は「ふおぉぉ!!」と感動しましたよ。
が、
Amazonのレビュー見ると思いのほか辛口コメントが多いんですよねぇ。ただどうも首を傾げるものが多い。
- 「誤字が多い」
- 「構成がアカン」
- 「編集なにやってんの」
- 「この巻を飛ばしても問題ない」
概ねそんな感じですかね。
ううん、誤字については僕は一カ所だけ句読点がついてないのを見つけたぐらいですなぁ。
他にもあるかもしれませんけど。Kindle化するにあたって直されたのかしらん。
構成についてはよう分かりません。読んでいて別にどうとも思わなかったです僕は。
編集についても同様によう分かりません。読んでいて(以下略)
この巻を飛ばしても問題がないっていうのには首をひねりましたけどねぇ。
食人花は登場しましたけど、一連の事件がそこまで進展したワケではありません。
ただ、これから先関わってくるかもしれないイシュタルファミリアの手がかりを掴みました(まぁイシュタルは本編で…ね)。
今後この巻に登場した港町やニョルズを本編のほうで登場させたりする可能性だって捨て切れません。
ほかの作品でも言えることですけど、外伝の内容を本編でぬるっと盛り込んでくることもあるんで、今の段階で「この巻を飛ばしても問題ない」と言ってしまうのは早計です。
何より、僕はティオネとティオナの過去エピソードと活躍が読めて楽しかったです。
それだけでも、ソードオラトリア6巻の価値はあると思いますな。うん。
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