小説を書いていて身に付いた3つの力

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小説の執筆って実生活においては何の役にも立ちそうにない。

…と、僕は思ってました。

けれど自分の生活を振り返ってみるとそうでもないコトに気付きました。

あるじゃん、約に立っているコト。

小説を書いていて身に付いた3つの力

1、締め切りを設定するようになった。

主に公募に投稿している僕だからことなんですけど、作業に締め切りを設定して臨むようになりました。

言うまでもありませんが新人賞の締め切りは、過ぎてしまえばもうどうにもなりません。
また次回になってしまいます。

どの賞でもイイからとにかく投稿する、というスタイルの人はイイです。

でも例えば「電撃大賞じゃなきゃイヤだ!」という小説書きはまた翌年になってしまいますからね。

あと僕の場合は即興小説をやたらと書いていたのも大きいです。

即興小説は時間内(30分とか)で決められたお題で小説を書くんですけど、書いているうちに表示されている時間がどんどん減っていくところがスリリングです。

即興小説は小説を書き切る訓練にもなりますよ。

関連記事:小説を書ききるための訓練

時間内に攻略するってところにゲーム性があってオモシロイんです。

それを真似して、例えばブログの記事を書くときなんかは20分とか30分後にタイマーをセットしています。
タイマーで締め切りを設定して書けば、早く書こう、効率よく書こうと頑張れるんですよ。

ブログ以外の、色々な行動において僕はタイマーかけてますね。
やりたいコトはたくさんあるんで、それらをドンドンこなしていきたいんで。

2、長いスパンで物事を考えられるようになった。


長編小説を書いている人なら分かると思いますけど、一日や二日では書けません(書けちゃうスゴい作家もいるかもですが)。

僕の場合ならプロットを考え、キャラ設定を詰めて、ハコガキを書いてそれから本文の執筆に入ります。

こんな具合に、数段階に分けて最終ゴールを設定し、物事を考えられるようになりました。

一見すると作業量が多そうに見える作業でも、数段階に分けて「第1段階終了」としていけば、達成感も味わえますし、ゴールまでどれぐらいの距離なのかおおよそ計れます。

ゴールまでの道のりが分かると、攻略もしやすくなりますよ。

3、興味のないコトでもやってみるようになった。

小説を書いていて痛感したのは、何が役に立つか分からないコトです。

僕の場合だと、古本屋に勤めていた頃にやっていた出張買い取りがかなり役に立ちました。

数えてはいませんけど間違いなく数百件、下手すると1000件以上のお宅にお邪魔して本を査定しましたねぇ。

世の中には色々なお宅があって、ゴミ屋敷級のスゴい家もあれば、タワマンの上層に住んでいて街を一望できるようなお部屋があったり…。

タワマンからの眺望はハンパなかったなぁ…。

それら多くの家に訪問したコトが、小説の描写をする上でめっちゃ役に立っています。
当時から小説は書いていたので、ネタ帳にメモしていたのも大きいですな。

出張買い取りなんて興味ないどころかやりたくなかったんですけど、今思い返してみると、やってよかったなと思えます。

僕の場合は体験ですけど、知識の面でも何が役に立つか分かりません。
興味の有無に関係なくとりあえず新聞やニュースには触れるようになりましたし、友人の話も聞くようにしてます。

興味のないコトでも「とりあえず」やってみるコトです。

まとめ

小説を書いているのは書きたいから、小説家になりたいから、というのがメインですけど、副次的な効果もあるんだなーと感じています。

まとめると、

  • 締め切りを設定する。
  • 長いスパンで考える。
  • 興味のないコトもやってみる。

これらの力が身に付きました。
もちろん、まだまだ足りませんけどね…。

特に締め切りの設定は大切です。
これがないと僕はノロノロしてしまうんですよ(苦笑)

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