※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、レム推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集4』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集4』感想。
全4話構成でした。まずはザックリとあらすじ交えて感想をば。
ネタバレは極薄。
1話~2話目
1話~2話がフェルトとラインハルトのお話。
時間軸的にはフェルトが王選に出ると決めた辺りから描かれています。
フェルトとラインハルトの凸凹コンビっぷりが楽しめますw
また、トンチンカンの三人がなぜフェルト陣営に加わったのかも分かるし、他の外伝にも登場したあんなキャラも登場。リゼロの世界観の深さを感じましたねぇ。
3話目
第3話はプリシラとアルのお話。
プリシラが納める領内で、ゾンビ騒動が勃発。プリシラとアルが解決に乗り出す。
19巻で圧倒的な力を見せたプリシラが、この巻でも赤い剣をブン回すw
また、アルが本編にも関わってきそうな動きを見せてきます。アルについては色々謎があるんすよね…。
4話目
オットーがスバルたちに出会う前のお話。
旅先でトラブルに巻き込まれ、なんだかんだで損するという実にオットーらしい感じw
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ短編集4巻の各話の感想
ここからは各話の感想をより詳しく書いていきます。
フェルトちゃん、ゼロから始める王選生活
完璧な感じのラインハルトに何が欠けているのかが浮き彫りになった感あるのが印象的でしたねぇ。
本編でスバルがユリウスにボコボコにされたことをラインハルトが謝った後で、実はラインハルトが落ち込んでたっていうのもちょっと意外でしたけど。
どんなに強くても心まではそう強くいられないんだなと。
その強くなれない部分をフェルトが埋めていくような、そんな感じがしました。どっちが騎士なんだかw
あと剣鬼恋歌に登場してたキャラがお爺ちゃんお婆ちゃんになって再び登場してたのには驚いた。
よもや他の外伝からとは…。短編集だけ読んでちゃ無理だぞ(苦笑)
ただロム爺との因縁は謎ですなぁ…。色々あったっぽいんだけど。
僕が剣鬼恋歌の内容を忘れている感ある。。。
ただ言えるのは、ロム爺はフェルトと出会ったことで救われ、そして変わったということ。
ロム爺に懐くフェルトを見ていれば、現在のロム爺が良い爺ちゃんなのは分かるぜ。うん。
ゼロから始める王選生活『金獅子と剣聖』
まさかの赤ん坊登場に、フェルトたちが大変な目にあっているのがとにかく面白かった。
トンチンカンの3人があやして泣きやまなくて、ロム爺だとオーケーってところなんかは吹きましたね。
その後の赤ん坊の父親が、自分の裏家業のために赤ん坊を人生から切り離す辺りは、フェルトの幼い頃を時代とシチュエーションを変えて描いているのかと思ったり。
高慢と偏屈とゾンビ
本当に世界はプリシラの都合良く上手くいくような……そんな気分っすねぇ。
いや19巻で「憤怒」相手に圧倒的な強さを見せてたから今更なんですけど。
プリシラは本当に何者なのん…。
話の内容的には、汚染された川の水を飲まされて村の人たちがゾンビになったんで撃破。
主犯も撃破って感じでサクサクと読めた。
ただ例によってアルがまた謎スキルでもって戦ってたんですよねぇ。
しかも謎のまま勝つという。まるで未来を知っているかのような口振りだったのも気にかかる。
スバルのように死に戻りをしているとは思えないけど、時間系の特殊スキル持ちじゃないかなぁ。
カカオ
まだ19巻を読んでない方は是非!プリシラの熱い戦いが凄いよっ!
オットーの悲喜交々行商録
この話が唯一、気楽に読める短編というか。本編との関連を全然感じさせないお話でしたw
オットーは本当に損なキャラですよなぁ。
儲けはなくなってヘソクリをマローネさんにあげたりとか。
カッコ付けてるくせにそれを分かってあげてるのが愛竜のフルフーだけという。
でもそこがまたオットーの魅力でもありますよね。分からないようにカッコ付けるところが粋というか。
カカオ
マローネさん、本編に登場してオットーと結ばれたりしないかな…。
リゼロ短編集4巻の感想|まとめ
リゼロ本編を理解する上で必読……とまでは正直思いませんでした。
ただ読んでおくとフェルトやラインハルトが登場したときに、関係性に奥行きが感じられると思いますね。
あとまぁ、普通に面白いんでリゼロファンなら是非!