※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ロキファミリアだとティオナ推しのカカオです。
今回は…
『ソード・オラトリア14』を読了したので感想をば。
『ダンまち外伝 ソード・オラトリア14』感想
あらすじ
レベル7に到達したフィン、リヴェリア、ガレスを盛大に祝っていたロキファミリアのメンバーたち。
やがて宴は終わり、3人と主神は改めて静かに祝杯をあげる。
そして始まる3人の昔話…。
14巻の注目ポイント
僕が14巻で特に注目したいポイントは以下の3つ。
- 全編を通してロキと一緒に冒険する
- 旅するロキファミリアが読める
- フィン、リヴェリア、ガレスの原点が描かれている
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
ソード・オラトリア14巻を読了。ロキファミリア発足時のエピソードでした。フィン、リヴェリア、ガレスの3人がまだレベル1どころか恩恵を授かる前から始まるんで色々と新鮮。特にリヴェリアが今よりキャンキャン吠えてて若いw
— カカオ (@kudoshin06s) March 17, 2023
めっちゃ面白かったですなぁ。
ゼロから始めるロキファミリア!って感じでしたね。
初期のフィン達は結構キャラも違っていて、特にリヴェリアがめっちゃツンツンしていて笑えました。
フィンは割と今に近いですが、軽く煽るように周りを焚き付けるところに若さを感じましたね。
ガレスは渋くて固いw
そんな3人とロキがどうやって出会い、彼らが何を考えてファミリアに加わったのかが描かれているのが良かったです。
ロキファミリアの原点はココにあり!って思えますね。
また、舞台がオラリオではなくロキ達が旅をする形で描かれていたのも新鮮でした。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『一章 パルゥムの冒険』の感想
一章はフィンの話で、彼がまだ幼いころから始まりました。
この章で良かったのは以下の3つ。
- フィンの強さの原点が分かる
- ロキファミリア結成当初の頃が描かれている
- フィンの初恋
フィンの強さの原点が分かる
パルゥムの現状に不満たらたらで怒っていたフィンが、自分の無謀な行動によって両親がモンスターに殺されてしまい覚醒するシーンは彼の原点だと思いました。
同時に、冷静なフィンにどうしてヘル・フィネガスというバーサーカー化するようなスキルが発現したのかも納得させられましたなぁ。
冷静さと怒りが表裏一体なんすねぇ、フィンは。
ロキファミリア結成当初の頃が描かれている
ロキが下界に来た当初から描かれているのが面白い。
何が面白いって、ロキはオラリオじゃなくてプレブリカという村に降り立ったのがポイント。
山の麓にある村なんですけど、ロキはあえて辺鄙な場所を選んだらしいですw
まぁそのおかげでフィンと出会えて、その後のリヴェリア、ガレスに繋がっていくワケなんですけどね。
カカオ
まだ誰一人として団員のいないロキは新鮮だったなー。
フィンの初恋
ダンまち本編だとリリに求婚してたフィンですが、記念すべき初恋が描かれています。
とはいえ求婚はしてないし、なんならモンスターから村を守ったというのにヘル・フィネガスで狂暴化した姿に怯えられて終わりましたが…。
切ない…でもそれが良かったです。
『二章 ハイエルフの旅立ち』の感想
リヴェリアがまだエルフの里にいた頃からロキファミリアに入り旅立つまでが描かれていました。
この章で良かったのは以下の3つ。
- 今とは違いキャンキャン吠えるリヴェリア
- エイナの母アイナの登場
- 戦いぶりを見せて父を納得させるスタイル
今とは違いキャンキャン吠えるリヴェリア
今でこそロキファミリアの幹部で落ち着いた物腰のリヴェリアですけど、過去に遡ると全然違いました。怒る吠える突っ込むw
エルフの里の王女ながらお転婆で、外の世界への興味が尽きないという設定なのも驚き。
「とにかく窮屈な里から出たい」という様がこれでもかってぐらいに示されていました。
エイナの母アイナの登場
僕の記憶かなり薄いんでアレですが、アイナとリヴェリアは親友だと思ってたんですけど、当初はアイナは侍従だったんですな。
面白いのはアイナもリヴェリアと共に里を出て、ロキとフィンの旅に同行するんですよね。
後に続くガレスの話でも普通にいますし、その後に別れている様子もなかったことから、アイナはしばらくロキファミリアと一緒だったと思われ。
戦いぶりを見せて父を納得させるスタイル
リヴェリアの父が頑固者なので、いったいどうやってリヴェリアが里を出るのか見当つきませんでした。
ロキに至っては結婚相手の親に挨拶するかの如きセリフをかまして父をブチギレさせますしw
けれどその後に現れたドラゴンとの戦いで、撤退を選択する父と戦うことを選んだ娘(リヴェリア)という構図が決め手になりましたなぁ。
父を納得させるだけの説得力がビシビシ伝わってきましたよ。
でもリヴェリアが戦うことを選べたのはフィンのおかげってところも忘れちゃいけませんな。
この頃から既に仲間意識が芽生えていた、と。
『三章 ドワーフの雄飛』の感想
リヴェリアを仲間に加えたロキ達が、その流れで今度はガレスと出会い仲間にするまでが描かれていました。
この章で特に良かったのは以下の3つ。
- 恩恵無しでも強すぎるガレス
- リヴェリアの気持ちの変遷
- ガレスの背中を押すヨーグル
恩恵なしでも強すぎるガレス
リヴェリアとガレスの取り巻きがトラブルになったシーンで、ガレス(恩恵なし)がフィンとリヴェリアを吹っ飛ばしたシーンが圧巻でした。
この時点でフィンとリヴェリアは恩恵受けて常人よりずっと強いのに、です。
カカオ
その後のモンスター騒動でも恩恵を受けないまま激しく戦うガレスの戦士っぷりもマジで熱い!
リヴェリアの気持ちの変遷
当初はドワーフに対して偏見を持っていたリヴェリアでしたが、ドワーフ達と関わっていく中で気持ちが変わっていくのが良かったです。
子供ドワーフのナルルとノルルの存在が地味に大きかったですなぁ。あの二人がリヴェリアの心を結構氷解させたと思いますよ。
何より、偏見の目を向けているようでは父親と同じ、ということに気付いたところが良き。
ガレスの背中を押すヨーグル
僕はガレスの弟分のヨーグルにグッときましたなぁ。
ヨーグルはリヴェリアとひと悶着あったりと手のかかる男ではあるんです。
が!
兄貴分のガレスの「熱い戦いをしたい」という願いのために、迷うガレスの背中を押す様はめっちゃカッコ良かったです!
ガレスは過去の過ちに責任を感じて村に居続けなければ、と思っていたんですけどね。ヨーグルでかしたw
『ソードオラトリア14巻』の感想|まとめ
この記事では『ソード・オラトリア14』の感想を書いてきました。
フィン、リヴェリア、ガレスの3人だけでなく、ロキの過去編でもありましたね。
下界に降り立ったばかりのロキが手あたり次第にスカウトするも、誰にも相手をされないシーンは笑えましたw
ダンまちファンの方はぜひ読んでみてください。
カカオ
ちなみに14巻は小冊子付き特装版もあるよ。僕は安い通常版を買ったけどw
▼通常版
▼特装版
チェックAudibleで『このすば』などのラノベを声優の朗読で聴ける!
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