※ネタバレ注意
どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。

『ソード・オラトリア11』を読了したので感想をば。
『ソード・オラトリア11』感想
10巻でウィーネを守るベルに戸惑うアイズが描かれていて、その続きなもんだから
僕「あ、きっとアイズ復活劇やな!」
などと思っていた僕の予想は、多少当たっちゃいたけどかすった程度でした…。
確かにアイズは迷いながらも頑張って立ち上がった感あったし、その後のフィンの作戦も良い感じだった。
けれど……ひっくり返してきまっせ……。
11巻で特に注目なのはアミット、ロキ、ディオニソスだと個人的には思いましたなぁ。
ホント、衝撃だった。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。
11巻の良かったところ
- アイズが迷いを振り切ってオッタルの元で修行
- 最強のヒーラーのアミットが怒濤の呪いを敵ごと癒し尽くす!
- ディオニュソス・ファミリアの全滅がエグ過ぎてヤバい
- 神の中に犯人が……ミステリー展開になってきた件
アイズが迷いを振り切ってオッタルの元で修行
モンスターは狩ると決めていたアイズが、ウィーネを斬れなかったことで悩んでいた件が彼女の中で解決したようで何より。
ポイントは以下の二つでしたね。
- アイズにはリヴェリアを始めとした仲間がいて
- 「強くなりたい」というベルと同じ願望がある
だからアイズは迷いを乗り越えてオッタルの元に修行しに行けたんじゃないのかなと。うん。
「たのもー」には笑ったけどw
最強のヒーラーのアミッドが怒濤の呪いをバルカごと癒し尽くす!
宝玉と一体化して呪いの固まりみたいな化け物となったバルカと、その存在を許さないと最強の癒し魔法で立ち向かうアミットの戦闘が圧巻でした。
癒しのエキスパートのアミッドが叫んで、ディア・フラーテルでもってバルガの呪いに立ち向かう姿が、11巻の戦闘シーンにおいて最大の見せ場だと思う。うん。
ディオニュソス・ファミリアの全滅がエグ過ぎてヤバい
フィルヴィスとレフィーヤの会話で、フラグは確かに立ってたんです。
これが終わったらレフィーヤの故郷に旅行しよう、みたいなね。「これが終わったら」とかやめてホントw
そしてそのフラグは回収されたワケなんですけど、よもやあそこまでエグいとは…。
ディオニュソスがやられたことで恩恵を失ったフィルヴィスはアッサリとやられ……無力な彼女にあそこまでの仕打ちとは……。
そんなエグい描写を僕が「良いところ」として捉えるのはなぜなのか。
この件でレフィーヤは失意のどん底にまで落ちてしまったけど、ここを乗り越えてこそ感動があるってもんです!
本編14巻でベル君やリューさんが見せてくれたような、熱い逆転劇を待ってますよ僕はっ!
神の中に犯人が……ミステリー展開になってきた件
タナトスすらもエニュオに利用されていたという事実。
どうもエニュオは地上にいる神々のうちの誰かで、ロキはディオニュソスのワインからそれを推理できた模様……。
おそらく僕もこのシリーズを読んでいる仮定で、一度は名前を読んでいる神っぽいけど……
誰?
何巻の話なんや……記憶が(苦笑
とにかく「犯人はこの中にいる!」みたいなミステリー的なノリになってきたところが良いですね。本編とはまた違った味わいがある。
微妙だったところ
個人的には概ね良かったんです。
でもフィルヴィスを始めとしたディオニュソス・ファミリアのやられ方がグロかったんで、読むのをやめてしまう人がいるのでは……と心配してます。。。
本編に登場したジャガーノートもそうだったけど、とにかくエゲつないっすね…。
フィルヴィスの死に、悲しみに暮れるレフィーヤが12巻で復活を遂げてくれることを願っています。
【まとめ】この悲しみに暮れるレフィーヤにも英雄を…!!
ダンまち本編でリューさんがベル君に救われたように、レフィーヤにも英雄が手を差し伸べて、彼女自身の力でもって立ち上がって欲しい……。
レフィーヤにとっての英雄はアイズなんじゃないかと僕は思うんだけど、正直言うと誰でもいい。ベル君でもいい。
レフィーヤを立ち上がらせてくれる英雄を12巻で出してくれ……!!
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