※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ギルドの受付けのお姉さん推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『この素晴らしい世界に祝福を! 16』を読了したので感想をば。
16巻、いよいよ終盤って感じになってきましたよ!
このすば16巻感想
あらすじ
セレナの件の後に家出をして魔王を倒しに向かったアクア。
それとは別に魔王軍がアクセルの街と王都を襲撃すべく進軍を始めている。
が!
レベル1に戻ってしまっているカズマではどうすることもできないため留守番に…。
などと留守番を決めるカズマの様子がアクアの不在のせいでおかしい。
そこでダクネスは気遣って、お馴染みにして思い出の敵「ジャイアントトード」を狩りに連れ出す。
そこでカズマは、超効率的に強くなる方法を思いつく。
留守番はやめて、アクアを追いかけることにしたカズマ。
いよいよ自分の時代だとテンション上げるカズマだが…。
感想(ネタバレ要素超薄め)
アクアの家出をきっかけに、急激に魔王討伐に向けて物語が動き出しました。
どんなふうに魔王討伐に移行するのか気になってたんですけど、勢いがあって良い感じ。
アクア不在ということもあって、カズマパーティーにやや物足りなさは感じはしました。
でもそこを序盤~中盤近くまでは、バニルやウィズが今回はカバーに回っていた感じで、いつもとは違った笑いがあって楽しめました。
「もう次の巻で完結なんじゃね!?」
と、思わせる内容なんですが、17巻はどんな内容に…。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
このすば16巻の面白かったところ
特に面白いと思ったところを、時系列順に挙げていきます!
- カズマさんの超他力本願レベリング
- カズマが異世界人であることが明らかにされる
- 怒り心頭のアクシズ教徒たちにシバかれるセレナ
- ミツルギたちとの旅路に物足りなさを感じるアクア
- めぐみんの爆裂魔法の連発
1つずつ解説していきまっす。
カズマさんの超他力本願レベリング
レベル1になってもスキルは覚えたままでいることに気付いたカズマが、
レベルをワザと1に戻す
↓
レベル上げをする(1からなのですぐ上がる)
↓
スキルポイントをゲット
↓
ある程度レベルが上がったらまた1に戻す
っていう流れを思いついたのが実に彼らしい。
それに加えて「生まれつき才能の無い者ほどレベルは上がりやすい」という設定も加わって、カズマさんの時代到来w
バニルとウィズと一緒に高難易度のダンジョンに潜り、彼らが倒す直前まで痛めつけたモンスターにトドメを刺してレベルを上げまくるという。
他力本願でカスマと呼ばれるだけありますw
ウィズのレベルドレインで1に戻っても、スキルポイントは残ってる。
カカオ
何というシステムの穴w
カズマが異世界人であることが明らかにされる
めぐみんとダクネスの二人に、カズマが別の世界から来たことがついに伝えられた。
「ついに来たかぁ」
と思ったけど、二人の反応が全然驚かないし、ついでにアクアの正体が本当に女神であることにも気付いていたという。
カカオ
この肩透かし感、嫌いじゃないw
怒り心頭のアクシズ教徒たちにシバかれるセレナ
アクアを追っている道中にアクシズ教徒とセレナ(脱走中)に遭遇した辺りは、思わず吹き出しましたね。
セレナがアクアを傷つけたことを知って、ブチ切れるアクシズ教徒たち。
セレナに攻撃すると同じ傷が跳ね返ることなんて気にもしない狂信っぷりに、吊し上げにされ震え上がるセレナ。
もうアクシズ教徒たちもアクアが女神だと分かって、いよいよアクアの影響力がスゴいことになってきた感…。
カカオ
あまりにお下劣すぎてここでは書けないけど、セレナの「与えられた傷が相手に跳ね返る」特性に目を付けた変態たちのヤバさはマジで読んで欲しいw
ミツルギたちとの旅路に物足りなさを感じるアクア
サクサクと敵を倒していくミツルギとの冒険を「つまらない」と思うアクアにほっこりしましたなぁ。
カズマと戦うとギャン泣きする羽目になるアクアだけど、順風満帆な旅路は肌に合わないようです。
ミツルギたちとの温度差を感じまくるアクアは、やっぱりカズマパーティーがしっくりくるw
めぐみんの爆裂魔法の超連射!?
現在の魔王城の結界は、古参の元幹部が門番をやっていて、一時的に壊されてもすぐに修復されるとのこと。
その門番は魔界から魔力を補給し続ける魔法陣の中にいて、傷はたちまち治るし魔法の腕もスゴい(魔界って何w)
そんな難敵に対し、カズマが金の力をフルに頼ってコロナタイトをガッツリ買い込んでめぐみんに爆裂魔法を連射させることに。
カカオ
コロナイトってデストロイヤー作るのにも必要だったアレでしょ…w
爆裂魔法を撃ったそばから魔力を回復させてすぐさま撃つっていう。
相手に回復する隙を与えない怒濤の爆裂魔法の連射を想像させる…。
コロノナタイトの出所が「ウィズが大量に仕入れた」っていう辺りも、キャラ設定を活かした感じで良いですなぁ。
連射の模様はエクスプロージョンを放ったところで16巻が終わったので描かれてはいませんでした。
ただ、めぐみんは最強になったとのことなので、おそらく魔王城を守る門番をも上回ったのでは。
このすば16巻の微妙だったところ
微妙なところは無いですねぇ。最初から最後までめっちゃ面白かったです。
カズマが別の世界から来たってシーンで、めぐみんとダクネスがもっと食いついてくると面白かったかも。
でもそれは今後「カズマのいた世界ではどうだった?」なんて質問が、めぐみんかダクネスから出てくる可能性も考えられます。
カカオ
個人的には、300ページくらいはあると嬉しいんだけどなぁって思ったりもする。
まとめ
カカオ
やっぱカズマ、アクア、めぐみん、ダクネスの4人が揃わないと締まらないよねっ!
って改めて思わせてくれる話でした!
気になるのが、そろそろ完結するかどうかですよね。
あとがきを読む限りでは17巻で完結するなんてことは書いてはいませんでしたが果たして…。
16巻でちょいちょい出てきた「魔王の娘」も意味深。
魔王の娘、実力は魔王以上とのことで王都に攻め込んでいるようですけど、アイリスとの一騎打ちなんて展開も期待していいのかしらん…。
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カカオ
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