※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14』を読了したので感想をば。
ついに俺ガイル完結ですっ!
この記事は俺ガイル3期の内容に触れていると思われます。
ネタバレが嫌な方やアニメで楽しみたい方はこれより先は読まないことを推奨します。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14』感想
あらすじ
結末に向けてあらすじもどうなっているか気になりますよね。
が!
ここで悲報です…。
最近の僕は感想記事であらすじを書く場合、公式で発表されてる範囲内で自分なりに書くスタイルなんですが……
公式のあらすじが抽象的過ぎてどうにもなりませんw
具体的なことはほとんど書いてないんすよね。13巻で八幡があれこれにも一切触れてないという。
結末はアナタの目で追ってくれ、ということかもしれません。
完結巻というだけあって違いますな。
それでもザックリとだけ伝えます。
八幡が八幡スタイルで頑張るのはいつも通りですけど、彼の変化と成長が感じられる!
スイマセン、こんぐらいしか言えない。あらすじですらない(苦笑
気になる方は実際に読んでみてっ!
簡単な感想
以下は読了直後の僕のツイートです。
はい、14巻読んで推しキャラが変わりました。
もうこれは僕の中ではパラダイムシフト。
カカオ
お前……そんな可愛くなれんのかよ……
って感じた。可愛すぎて読んでて溶けるかと思ったぜ。。。
(タペストリーとかフィギュアを買うか割と本気で考えてます)
肝心のお話のほうはというと、これまでの八幡的斜め上なやり方に加えて、彼の変化を同時に感じられました。
面倒臭くひねくれているせいで色々大変なのはいつも通り。
でも、自分と大切な人たちの願いに対して必死だった八幡は本当にカッコ良かった。
あ、材木座も頑張ってたよw
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『俺ガイル14巻』の良かったところ(ここから盛大にネタバレします)
良かったところを時系列準に挙げていきまっす!
- 序盤はアレだったけど徐々に文章に八幡節が炸裂されてた
- 必死に「普通」を探す八幡と雪ノ下
- 「共依存」を否定する平塚先生がカッコ良すぎて泣けた
- 当て馬プロムを実際にやることにするスタイル
- 雪ノ下雪乃が可愛すぎて死ぬかと思った
- いろはす&小町のおかげ感
1つずつ解説していきまっす!
序盤はアレだったけど徐々に文章に八幡節が炸裂されてた
13巻読んだときも思ったんですけど、序盤はラノベというより一般な空気感ありません?
背景描写や登場人物の動作一つ取っても、描き方がどこか詩的にすら思えた。
それはそれで好きなんですけど、割と序盤に長めに続くんで
カカオ
あれ、オイラの大好きな八幡スタイルは?ひねくれた地の文は??
とか心配しちゃうワケです。
でも読み進めていくうちに八幡節が炸裂し出して安心しました。
相変わらず時事ネタやアニメネタ、唐突に始まるオタとウェイの親和性みたいな長めの話などなど。
こういうの読みたかったんですw
カカオ
材木座とか登場し始めたらもう大丈夫w
必死に「普通」を探す八幡と雪ノ下
由比ヶ浜は人間関係がギクシャクしても取り繕うプロなんですけど、八幡と雪ノ下は案の定ダメダメでしたね。
八幡も雪ノ下も普通っぽく振舞おうとはしてるんです。
でもその「普通っぽく」を二人とも分かってないから空回り。まるで普通じゃない。。。
そんな八幡と雪ノ下の様子がビシビシ伝わってきたのが良かったです。
「共依存」を否定する平塚先生がカッコ良すぎて泣けた
陽乃にケチョンケチョンに言われた八幡が、その後に平塚先生に励まされてたシーンが泣けた。
何この最高の教師……なんで結婚できないの?
結婚はともかく、平塚先生がいたからこそ八幡が奮起したのは間違いないと思う。
八幡の中で何かと陽乃に言われた「共依存」という言葉は、ずっと彼の中に居座ってダメージを与え続けてたと思うんです。
カカオ
それを取り除いてくれた平塚先生の功績は、どれだけ評価してもしたりないぜ…。
当て馬プロムを実際にやることにするスタイル
当て馬プロムのWEBサイトを残すのは、単純に八幡が鑑賞に浸ってんのかなぁ程度に最初は読んでました。
ところがそれを再利用するってなかったときは、いろはすじゃないけど驚きましたね。
そりゃあ関係者たる材木座たち3眼鏡をいろはすが尋問しますわw
でも、雪ノ下ともっと関わりたいという八幡の願いを叶えるには、こうでもしないと無理だった。
たとえ雪ノ下母が再び襲来しても。
このなりふり構わなかった八幡の姿は感動モノでしたなぁ。泣けた。
雪ノ下雪乃が可愛すぎて死ぬかと思った
僕は俺ガイルなら断然由比ヶ浜推しでした。
次いでいろはす。
次いで次いで小町。
じゃあ雪ノ下はというと、小町の下で4番目でした。僕的には割と低評価だったかもw
が!
14巻でブッちぎりの1位に……!!
応接室で当て馬プロムの件で雪ノ下母とのバトル後の、八幡と雪ノ下のシーンね。
読んでてニヤニヤしまくて溶けるかと思いました。
八幡も雪ノ下も、言ってることがもはやプロポーズ。
二人とも「普通」は知らないくせに、一度覚悟を決めると振り切れるw
確かにこれ以上のパートナーはいないですなぁ。うん。
カカオ
その後の「プロムの場所の下見と称したデート」は、ニヤニヤが止まらなかったぜ!
結末はいろはす&小町のおかげ感
当て馬プロムもやり切って、季節は再び春。
カカオ
もう残りページ数ないけどどーすんの? 八幡と雪ノ下、部室で当て馬プロムの後処理してるけどもう終わりそうだぜ?
などと思いながら読み進めていたら、いろはすと入学した小町の後輩妹コンビが登場し
奉仕部作ったよ!
なんて具合になって由比ヶ浜が相談しに来たときには
カカオ
これを待ってたわ……
って思いました。
八幡スタイルは好きですけど、斜め上過ぎていつぞやの文化祭終わりみたいな後味の悪さになりかねない。
物語を良い感じに締めるには最高の展開でした。
『俺ガイル14巻』の微妙だったところ
最後にいろはすと小町が奉仕部を作るところは、ちょっとベタかなと思う人はいるかもしれません。
良かったところに挙げといてこんなこと書くのはなんですが。
でも僕としては、いつもひねくれて斜め上の方法ばかり取っていた八幡に対して、ベタな方法で突撃した後輩と妹ちゃんは最高だと思ってます。
カカオ
お兄ちゃん先輩をどうにかできるのは、いろはすと小町、君たちだけw
『俺ガイル14巻』の感想|まとめ
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14』、個人的には最高の完結を迎えてくれました!
僕はアニメ1期を見て原作を読むようになったんですけど、あれから随分と長い時が経ちましたなぁ(遠い目)
あとがきによると、12巻から続く上・中・下巻のうちの下巻が14巻とのこと。
これは12巻から読み直したいかも。
ただアニメ3期が放送されてるんで、それを追うほうが楽かもw
また、俺ガイルはAudibleで原作を朗読で聴けるので耳から原作を楽しむのも良いですねぇ。
チェック俺ガイルの感想記事の一覧はこちら
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