※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ8』を読了したので感想をば。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ8』感想
あらすじ
7巻で「黒羽たち3人と距離を取る」と宣言した末晴。
真理愛まで意識するようになった今、色気から遠ざかり一度冷静になろうという考えらしい。
一方3人はというと
- 真理愛はそれでもゴリ押しの姿勢
- 白草は適度な距離を保ちつつ普通に接する
- 黒羽は「押してダメなら引く」
判断が別れていた。
そんなギクシャクした中で、生徒会から以来されたクリスマスパーティーの準備は進んでいく。
その舞台上で、末晴は驚愕することとなる…
こんな感じ。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した直後の僕のツイートです。
読む前から
カカオ
黒羽が舞台上で何かかますんだな…
というのは表紙見て分かったも同然でしたw
読み終えた感じとしては「原点回帰」ですね。1巻を思い出しました。
でも1巻よりも内容が充実してましたね。
以下はメインではないけど面白かった展開です。
- パーティーでは色々な演目があって笑える展開も多い
- 生徒会長ついに登場
- とあるキャラの変貌
とにかく末晴の恋愛にスポットを当ててた1巻とは違って、横の展開が色々あるのが良かった。
やはり8巻まで来るとキャラ数が増えて、伏せられていた設定も明らかになったりして楽しいですね。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
おさまけ8巻の面白かったところ
おさまけ8巻で僕が特に面白いと感じたのは以下の3つです。
- 末晴がデレデレするのは想定内の3人
- 黒羽のドッキリ企画からの告白へ
- おさかの解消→新おさかの爆誕
1つずつ解説していきます!
末晴がデレデレするのは想定内の3人
末晴が黒羽たちと距離を取る理由に「3人相手にデレデレすると誠実じゃないから」っていうのがあったんですけど…
黒羽たちはそんなこと想定内でした。
何を今更といわんばかりで3人が話し合いを進めていたのが面白かったです。
- 真理愛はアグレッシブに攻めてるし
- 白草はポンコツながらたまにホームランをかます
- 黒羽は暗躍して快進撃を狙う
デレデレなんて気にしていたら、ライバル2人との戦いなんて続けていられませんw
カカオ
白草だけは頭が固いんでちょっと微妙かもだけど…
黒羽のドッキリ企画からの告白へ
表紙見てピンと来た方もいるかもしれませんが、黒羽が舞台上で盛大に告白しました。
末晴を3人で振るドッキリ企画を発動させ、その後に告白した形。
まずドッキリ企画がかなり鬼畜です。流れとしては…
- 末晴のラブレター(嘘)を勝手に作られた挙句公開朗読され
- 3人が末晴を振り
- 末晴が想定した中でも最悪の状況(3人に愛想尽かされる)を体感させ
- 直後ドッキリを明かし「最悪なんて起きない」と分からせ
- 再び末晴を恋愛戦線に引き戻す
さすが黒羽。えげつないですw
そして最終段階として、全ての工程を終えた後に自分が告白する(しかも舞台上で)
白草も真理愛も、舞台上なら抜け駆けはないと踏んでいたと思われ。2人とも告白のところで放心状態になってましたから…。
「おさかの」を解消されたことが、今回の黒羽の本気に繋がったっぽいです。
まぁ「おさかの」って黒羽の策の中でとっておきな感じでしたからね。それがダメになっては肝も据わるというもの。
カカオ
1巻では末晴が告白してからの「ヤダ」でしたけど、今度は立場が逆転したところが熱かったなぁ。
おさかの解消→新おさかの爆誕
舞台上での告白はさらに続き、末晴と黒羽は「新おさかの」になりました何じゃそりゃw
違いは以下の通り。
- 旧おさかの→秘密
- 新おさかの→オープン
細かく言うと「もっとちゃんと踏み込んだ話しをしよう」が主旨みたい。
また、後ほど考察で触れますけど、8巻は「誠実」や「対等」といった単語が頻出しました。
おさかのをオープンにすることで、誰に対しても(主に白草と真理愛?)誠実であり対等にする狙いもあるかと思われ。
カカオ
黒羽目線で要約してしまうと、正々堂々と距離を詰めたぜ!ってことではw
微妙だったところ
表紙が分かりやす過ぎですwww
いや凄く可愛いですよ黒羽。
最初は拒否したサンタコスもしっかり着ちゃってるし、可愛さ全開ですよ奥さん!
とはいえ「舞台上で何かを叫んでいる」この状況、おさまけ読者なら何してるのか想像ついてしまいます。
カカオ
たぶんアニメ見ただけでも何が起きてるのか分かるw
考察
僕が気になったことを好き勝手に考えていくコーナーです。
今回は…
- 「対等」「誠実」「節度」
- 玲奈は知っていた件
- 生徒会長マリン
この3つについて考察していきます!
「対等」「誠実」「節度」
8巻でよく目にした単語が
- 対等
- 誠実
- 節度
なんですよね。何だったらこの3つがテーマだと言っても過言ではないレベルかも。
末晴のキャラを考えるとこれら3つは本質で、黒羽たちもそんな末晴に惚れていると思うんですよね。
でもそれとは別に女子3人にとってこの恋愛戦線は
- 精神攻撃上等
- 水面下での駆け引き
- あわゆくば抜け駆け
はい、対等も誠実も節度もないですw
末晴と女子3人が対照的で面白いと僕は思いました。
カカオ
新おさかのには対等属性も含まれてるけど、そもそも抜け駆けから得た関係なのがなんともw
玲奈は知っていた件
どういう経緯で知ったかは分かりませんが、玲奈は哲彦が兄であることを知っていた模様…。
この兄妹、たぶん母親は違うと思うんですけどね。
問題はそこではなく、この件はハーディ・瞬との因縁にも関わってくるのかなぁと気になりました。
改めて玲奈について整理すると
- 玲奈は哲彦が兄であることを知っている
- 玲奈の母親は元アイドル(昔売れた)
- たぶん父親はハーディ・瞬
こんな感じ。関連深いですねぇ…。
哲彦がハーディ・瞬相手に窮地に陥って玲奈が動く…みたいな展開はどうですかね。
「玲奈は哲彦が兄だと分かってる」が十分な動機付けになりますし。
カカオ
哲彦と玲奈の兄妹はこれからも要チェックだね…
生徒会長マリン
存在は示唆されていたけど8巻で満を持して登場のマリンちゃん。軽いキャラでしたw
ただ軽さとしっかりキャラを切り替えることも可能。さすがは生徒会長。
キャラは哲彦と被っているところが面白いですね。
「キャラ被りってどうなの」って思われるかもですけど、哲彦とマリンのように性別を違わせて喧嘩させると面白かったですw
気になったのはマリンが今後重要なポジションに付くかどうか。
ここで副会長の橙花を思い出してみると…
このことから、マリンも重要なポジに着くことはないと思われ。
橙花の登場はマリンより早かったのに、登場シーンはそこまで多くありません。
この作品のメインヒロイン候補は黒羽、白草、真理愛の3人に絞られていると僕は思います。
とはいえ寄り道的に橙花が末晴に惹かれたような描写が、マリンにもあるかもしれませんね。
おさまけ8巻の感想|まとめ
この記事では『幼なじみが絶対に負けないラブコメ8』の感想を書いてきました。
振り返ってみると、黒羽の取った行動はえげつないなと思いましたね。さすがw
あと玲奈の件で補足なんですが、哲彦は玲奈が知っていることを知りません。
末晴たちの恋愛模様も気になりますが、哲彦と玲奈もどうなるか気がかりですな…。
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おさまけは興味あるけど時間ないしなぁ…
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カカオ
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