※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ぶいでん大好きカカオです。
今回は…
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7』を読了したので感想をば。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7』感想
あらすじ
ライブオンの五期生がデビューする!
ということで、彼女たちの初配信を見ようと待機していた淡雪たち。
個性の塊みたいなのが出てくるであろうことは予想していたが、そんな淡雪たちすらも圧倒する逸材?が姿を表す…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7』を読了。初登場のキャラが3人いたんですけど、設定がパズルのピースかよってぐらいにピシッとハマる感じがして凄く良かった。1人1人のキャラもこれまで通り個性ありまくりなんですけど、一体感から得られる良さもあるのだなーと。
— カカオ (@kudoshin06s) June 20, 2023
5期生がブッ飛んだキャラであることはこの作品の傾向からして読まなくても分かるんですw
でも今回はただ個性的なだけじゃなく「個性の発揮の仕方」に工夫が感じられました。まぁ意味不明なレベルで持論を展開するキャラ設定なのは相変わらずですがw
これまでには無かった討論的なやり取りもあり(ギャグ満載ですがw)、やたらギャグでゴリ押しするスタイルから読み応えのある文章に進化したようにも思えましたね。
そして5期生のやり取りを読み終わったときには、ほんわかした気持ちになれるのが何より印象的。
ギャグ満載なのはいつも通りですが、7巻はひと味違いますよ~。
ぶいでん7巻の良かったところ
- 身内にアンチ(宮内匡)を入れるスタイル
- ダガーちゃんのキャラ設定はテクニカル
- 五期生達の一体感
身内にアンチ(宮内匡)を入れるスタイル
最初に書いておきます。「匡」は「ただす」と読みます(←読めなかった人)
宮内匡のライブオンに対してアンチ姿勢を取るキャラ、めっちゃ意外性があって面白かったですね。
淡雪を始め今回だとダガーちゃんもですが「ライブオンが好き」というのが当たり前の前提になっていて、それを読者の僕も無意識に当然だと思っていました。
そこに来てのアンチですからねぇ。驚きました。
とはいえ下ネタに厳しいのかと思いきや、独自の路線を突っ走っているのであってやはりライブオンですねって感じですがw
カカオ
ビシッとした会長キャラも新鮮!
ダガーちゃんのキャラ設定はテクニカル
最初にダガーちゃんが登場したときは厨二キャラだと思いましたよね。顔を隠すフードといい言動といい。
ところが設定がどうも曖昧で素もバンバン出してきて、自身の設定すら忘れそうになる始末。
そしてフードと取ったらめちゃくちゃ可愛い。
なるほど天然キャラか!
と思いきや、意外としっかりしてそうな一面も見せてきて、どうにもキャラが定まっていないような…。
そう「いまいちキャラが定まっていない天然で厨二を勉強中」という設定がダガーちゃんだと思われw
キャラがブレてるように思われそうですけど、読んでみるとしっかりと「ダガーちゃん」という個性になっているから凄い。
あえてキャラをブレさせているところがテクニカル!
五期生達の一体感
3人目のチュリリ先生はぶいでんらしい濃厚(笑)なキャラで、聖様すらもチュリリ先生の持論を理解できないのが笑えました。
ただあまりにも濃過ぎて飛び過ぎた感があり、個人的には最初は微妙だったんです。
ところが他の五期生(ダガーちゃんと匡)の3人が絡んでくると、途端に濃いキャラが薄れツンデレ風味のお姉さんになって僕の評価は一転。
読んでてほんわかする会話が展開され、チュリリの濃過ぎる傾向もダガーと匡と合わさると程よく調整されて楽しめるから凄い。
ダガーと匡も1人のときには見せない親しみやすさを発揮していて良き。
- 1人1人がパズルのピースみたいに機能し
- 3人揃うと新たな空気感が生まれる
- それぞれの別の魅力も発揮される
足りない部分を補うというより、全部を足したら新たな味が生まれたという感じ。
カカオ
めっちゃ面白かった~!
微妙だったところ
無いですねぇ。何なら僕的に今までの巻で1番良かったかもしれないレベル。
まぁチュリリがどうも現代社会でかなり疲れ果てた様子なんで、そこんとこもう少し深掘りしてくれても良かったかなーぐらいかなと。
笑った小ネタ5選
ここではぶいでん7巻の中から、僕が特に笑った小ネタを独断と偏見でまとめちゃいます。
読んだ人は僕と一緒にもう1度笑いましょうw
- プロって言われるより素人
- ダ〇まちの迷宮を下から攻略
- 赤ちゃんだ、オーバー?
- スト〇〇バリア貫通
- 忘れろビーム
個人的には「ダ〇まちの迷宮を下から攻略」がツボ。センスあり過ぎw
ぶいでん7巻の感想|まとめ
この記事では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた7』の感想を書いてきました。
ライブオンの新人が普通なワケがないんですけど、五期生はブッ飛んでいるようでいてまとまり感もあって新鮮でしたね。
作中のリスナーがコメントで「日常系」と言ってましたけど、まさにソレだなと激しく同意です。
これから5期生の3人が淡雪たちとどう絡んでくるのか、楽しみにしてます!