※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、リゼロ大好きカカオです。
今回は…
『Re:ゼロから始める異世界生活37』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活37』感想
あらすじ
城塞都市に残るメンバーと帝都攻略メンバーに別れ、スピンクスと屍人の大群を相手に最終決戦に臨むスバル達。
ある者は人の身でありながら単身で龍に挑み、ある者は空から炎を降らせ、ある者は少女の涙で覚醒する。
そしてスバルはスピンクスを前にして…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した後の僕のポストです。
リゼロ37巻を読了。そこかしこで超絶バトルが展開してましたなぁ。個人的にはガーフィールの戦いがイチオシ。白鯨を1人で相手にするよりも偉業👍
— カカオ (@kudoshin06s) March 29, 2024
それにしても、これが帝国編での最終決戦になるといいんだけど果たして…。 pic.twitter.com/iEURzWgPr1
リゼロシリーズにおいて何度かあった各所で超バトルが繰り広げられるスタイルだったんですけど、37巻は規模が凄かったですねぇ。
龍がいるのが大きいんですけど、ルグニカ王国の某魔法使いによる遠距離攻撃の派手さや、レジェンド級の武装がバシバシ使われてるのも要因ですな。
都市ごと吹き飛ばす勢い。もう街はメチャクチャですよ(苦笑)
そんな中で各キャラの心情や背景もしっかり描かれているのもポイント高い。
マデリンやバルロイを始め、僕としてはタンザのエピソードもグッときましたな。泣けますぜ~。
全体を振り返ってみると、さすがに帝国編も終盤だとは思うんですけど、ラストに出てきたあのキャラを見るに、次の一冊で納まるのかと心配でならないw
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『リゼロ37巻』で良かったところ
『リゼロ37巻』で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- タンザのエピソードが泣ける
- ロズワールらしい戦い方
- スピンクス相手に戦力不足ながら奮闘するスバル
1つずつ解説していきます!
タンザのエピソードが泣ける
やっとヨルナの元に辿り着いたタンザだったのに、ヨルナが以前とは違う姿になってしまったときはどうなるかと思いましたねぇ。
完全に一人の男のために生きるヨルナになってますから。
そんなヨルナを前にしても彼女としっかり向き合い、さらには襲い掛かってくるロウアンの刀を受け止め、顔面に拳骨を食らわせたタンザ…。
スバルとの出会いで変わったなー、と思わせてくれて良き。
ここでタンザの姉のゾーイの話も解説が入り、それがまた可哀想で泣ける。
でもそれだって今のタンザを作り上げた一つだと思うと、謎にこっちまで身の引き締まる思いですな。うん。
ロズワールらしい戦い方
なんというか、安定のロズワールでしたw
ロズワールの相手は飛竜乗りのバルロイ。どの敵も強敵ではありますが、空戦にかけてはバルロイが圧倒的です。
というワケで同じく空を飛べるロズワールが配置されたワケなんですけど、あの野郎、勝てる見込みはあまり無いと踏んでましたね。さすが俺達のロズッちw
そんなロズワールですけど実はミディアムをぶら下げて飛んでるんですよね。バルロイの感情を揺さぶるために。
案の定バルロイはかなり動揺し、それでも攻撃して奮闘したものの、ラストは……いやぁエグイ。
- ミディアムを助ける(ただしやられる)
- ロズワールを倒す(ただしミディアムは助からない)
という究極の二択を作り上げましたからね。さすが俺達の以下略。
でも読んでいて
カカオ
あぁ、これだよこれ、これがロズワールだよw
って納得しちゃいました。ホント、安定のロズワールでした。
スピンクス相手に戦力不足ながら奮闘するスバル
スピンクスが自ら出撃してきた予想外の展開で、しかも他のグループと比べてスバルは戦力不足が否めない、トドメとばかりに死に戻りのセーブポイントが直前に更新される不運…。
ベア子とスピカがいるとはいえ、エミリアやガーフと比べると心許ない。アベルはいるけどスピカが名前を呼ぶためだけにいる。近接戦闘はジャマルが担当しますけど、うーんw
そんなスバルでしたが、かなり善戦していて読み応えも十分でした。
アルほどではないですが、それに近い死に戻りの連発でしたね。これぞスバルの真骨頂!
ただアベルが陽剣を登場させたことで
カカオ
…おい、十分な戦力だったやんけ。
とは思いましたがw
『リゼロ37巻』で微妙だったところ
群像劇過ぎるかなと。
過去にもこの手の展開はありましたけど、ここまで登場人物の数とその数と同じだけの背景が用意されると、読者的には視点の切り替わりが多く、ちょっと没入しにくい部分もありました。
ただ丁寧な描写の仕方であることは確かです。
カカオ
個人的には好きだけど好みは分かれるかも。
『リゼロ37巻』で気になったポイント
なぜアベルが陽剣を出せたのか
とにかくコレです。
陽剣を出したプリシラがいるから、てっきりアベルは皇帝の資格が無いのに皇帝やってる「なっちゃって皇帝」だとばかり思ってました。
陽剣が2本あるとはどういうことなのか。
なぜ2本がアリになったのか。
それともプリシラとアベルの陽剣には違いがあるのか。
このネタだけで推測と疑問が湧いてきて楽しいですな。うん。
『リゼロ37巻』の感想|まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活37』の感想を記事にしてきました。
37巻では上記で触れなかった戦いも盛りだくさんなので、読んでない方はぜひ一読してみてください。
ちなみに個人的には「ガーフィール VS マデリン」が圧倒的に迫力あると思いましたね。
じゃあなんで詳しく感想を書かなかったのかって?
それは良い意味で「とにかく凄かった!(こなみ)」で感想が終わっちゃうからです。あれは絶対アニメ映えしますよ~。
アニメといえば、リゼロ3期が2024年10月から放送開始とのこと。かなりバトルに期待できそうな章なので楽しみ!