
どうもお疲れ様、ラノベ大好きカカオです
今回は…

『弱キャラ友崎くん12』を読了したので感想をば。
ちなみにこの12巻で完結ですっ!
『弱キャラ友崎くん12』の感想ネタバレ極薄
以下は読了した後の僕のポストです。
弱キャラ友崎くん12巻、これで完結と知らずに読了。 評価は分かれそうだけど僕としては良かった。徹底的に他人を観察し自分と向き合ってダウンと再起を繰り返す彼女に読み応えをガッツリ感じました。 正直言うと想像してたのとは違うけど、僕が想像できる程度の話じゃなかったのは作家的に成功ではw
— カカオ (@kudoshin06s) October 16, 2026
学校に来なくなってしまった日南葵をどう救うか、その方法が肝だと思いました。
そして僕が思うに評価は分かれそう。
ポストにもあるように僕は肯定的に受け止めています。
心理描写と風景描写がとても丁寧に描かれていて、ラノベの域を超えているような気さえしました。
ただ
- 誰の心理描写を丁寧に描いていたのか
- ・を描くのにページを割いていたのか
この2点の評価がとてもムズい。
でも変に無難や強引な展開に持っていってはいないと思いました。
日南葵を救うためには、これぐらいの準備と深堀りが必要なんだなというのはなんとなく伝わってましたしね。
良い終わり方だったと思います。

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
良かったところ
- 水沢とみみみがさらに向こう側へ行った感
- 菊池さんの小説執筆の様子が丁寧に描かれてた
- 良い完結だった
水沢とみみみがさらに向こう側へ行った感
11巻までの時点で水沢とみみみがどんな感じだったのかあまり覚えてませんけど、あまり問題はもう無いようが気がしてました。
そんなわけなんで、彼らをさらに自己分析させて良い方向へ向かわせたところがアッパレ!
特にみみみは、日南に負けていたことで1番になれなくなった自分を「たまにとっての1番は自分」でどうにか補強してた自分を自覚。
さらに「次のたまを探すのでは…」と未来の自分まで予想して、そこから前へ踏み出していくところ、感動しましたね。
菊池さんの小説執筆の様子が丁寧に描かれてた
ここは賛否分かれそうですが、僕は良きと思いました。
魔王とまで言われてる日南葵を復活させる小説となれば、おいそれと書けないはず。
苦悩しては閃いて、筆を折りそうになってはまた書いて…と思ったらまたダウン…っていうのを繰り返した菊池さん。
その姿は、魔王を倒すための準備だと思って僕は読んでました。
ただ実際は日南のことだけでなく自分自身のことも深く自己分析することになってましたが。
良い完結だった
発売までにかなり時間がかかってたんで、作者さんは相当悩まれていたと思います。
でもその結果は良い形で締めとなってたと僕は思いました。
主要キャラそれぞれが他人と向き合った結果、自分ともめっちゃ向き合わざるおえなくなっているところが良かったです。

向き合い具合に執念すら感じますね…。なかなかここまで描いてるラノベ、無いと思われ。
微妙だったところ
- 12巻が出るまでが長かった
- 主人公は友崎なのに菊池さんのフォローに回ることが多かった
- アンディの人物像や過去にまで深堀りしたのはやり過ぎ感が…
12巻が出るまでが長かった
作者さんがあとがきで触れてるので僕のほうからやたら書きませんがw
さすがに2年以上経つと忘れてるところも多々ありましたね(苦笑)
主人公は友崎なのに菊池さんのフォローに回ることが多かった
小説を書く菊池さんを友崎がフォローしてる感じなんですけど、フォローと流れに身を任せてる感じが多かったです。
友崎は既に弱キャラではないと言っても過言ではないんで、ここに来て彼の成長を描くことはせんでもいいとは思います。
ただ、主人公らしさも見たかったかなぁと。

観測者的なポジだった気がする
アンディの人物像や過去にまで深堀りしたのはやり過ぎ感が…
アンディが執筆していた旅館がある島に行く展開は、舞台が変わったし登場した呉服屋のおばあちゃんも良いキャラでした。
風景描写も神秘的な部分があって、読んでいてとても楽しかったです。
でも、島の住民がアンディに実際会ったり関わったりしていて、そこから菊池さんがアンディの人物像を調べて自分の執筆と重ねていく様がかなり長かったですなぁ。
とにかくアンディの存在感が凄い。
登場人物として姿を現していないのに、12巻に限っては水沢やみみみよりも目にしていた名前な気がしますw

ここを楽しめるかどうかが12巻の評価の分かれ目だと思う
考察
日南葵の設定が難しかった
日南葵の
- 妹がイジメに遭った末に事故死(真相は謎)
- 母親が何かの信者
- どうやらヒロイン候補では無さそう
という設定が、物語の展開を難しくしていたと思います(ヒロイン候補でないというのは11巻まで読んだ時の僕の予想ですが)
他のキャラに比べ設定が重くて、且つラブコメ的な展開も無理そう(友崎を巡って日南と菊池さんが衝突とか)
でも読者の僕としては、いずれメインヒロインになるだろと思ってたキャラが思わぬ方向に行ってくれて面白かった。

安直なラブコメに行かなかったところにアッパレ!
作者さん
僕の勝手な想像ですが、作者さんは物事をかなり突き詰めて考えるタイプだと思いました。でないと、菊池さんが執筆を通じて自分や他人と向き合って思考する様子はなかなか書けないと思うんですよね。
なので本記事の微妙だったところに「出るまでが長かった」とか書きましたが、仕方なさも感じています。
それにまぁ、10年くらい経ってから新刊発売する作家もいますから(ちなみに僕は買わなかった。そこまで待てん)
テンプレ的な異世界転生モノが多い昨今では珍しいタイプかも。

なんだったら、菊池さんは作者さんの気持ちを代弁してるまでありそう
まとめ
この記事では『弱キャラ友崎くん12』の感想を書いてきました。
実は読み終わるまで完結するってことを知りませんでした(11巻時点であとがきとかで明らかになってたかもですが覚えてない)
なので驚きと共に読了w
シリーズ完結、おめでとうございます!
ただあとがきによると、主要キャラのその後的な話を出すようなことを書いていましたね。
いつになるかまでは明示されてませんでしたが。
とはいえメインストーリーはこれにて完結って感じのようなので、気になっていた方はぜひ。
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