『ノーゲーム・ノーライフ6』感想。まさかの涙必至の内容でした…感動したっ!

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※ネタバレ注意

『ノーゲーム・ノーライフ6』を読了したので感想をば。

あらすじ

天地を裂き星を殺す大戦を、『ゲーム』と断じ世界に挑んだ男と、その傍らに寄り添った少女。六千年以上前――現在へと至る過去を紡いだ“最も古き神話”が明かされる

6巻は空白の二人の活躍ではなく、大戦が終わる以前の混沌とした戦乱の世界が描かれていました。

登場するのが空白ではないので最初は「ううむ」と思ったものの、読み進めていくうちに引き込まれてしまった…。

空白の二人とよく似たリクとシュヴィ、そしてコロンの存在。大昔のことが現在に繋がる原点だったと認識させられた瞬間ったらもうね!

最弱でいるために歴史から消えた

本編でも疑問にされてきた真実が語られているのが6巻です。

実質0巻と呼んでも差し支えないですな。

強大な力を持った者たちを情報操作から誘導、四方八方の陣営を欺き暗躍するリクとシュヴィの姿は、ゲーム抜きにした空白そのものでした。

最弱には最弱なりの戦い方があり、それが最強になってしまえることもある。

そう思わずにはいられませんでした。

最弱だから無視されてしまう。そこに勝機がある。なるほど。

大戦の終戦が実はイマニティの暗躍によって成されたもの

けれどその歴史は闇に葬られた。
最弱が最弱のままでいるために。

カカオ

カカオ

…こんなスゴい話が書けてしかも絵まで担当してまっている榎宮先生、あなたは神ですか(驚愕)

まとめ

が、読み応えも同時にありますよ。

ちなみに、ゲーム抜きでジブリールを敵に回したときの絶望感も味わえますw

【追記】ノゲノラ6巻の内容が劇場版に…!

まさかノゲノラ6巻の内容が『ノーゲーム・ノーライフゼロ』として劇場公開されるとは思いませんでしたなぁ。凄い。

リクとシュヴィの活躍がアニメで見られるなんて胸熱すぎるぜ…!

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