※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、リューさん推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6』を読了したので感想をば。
ダンまち6巻感想
あらすじ
神アポロンの策略によってベルははめられてしまう…。
ファミリアメンバーがベルに重症を負わされたとして、戦争遊戯(ウォーゲーム)を提案してくるアポロン。
ウォーゲームとは、ファミリア同士の決闘のことを指す。
ファミリア間でルールを決めて行われ、言ってみれば神様たちによる代理戦争。
負ければ全てを失うという…。
ヘスティアはこれを拒否した。
が!
アポロンファミリアの襲撃が始まり、拠点は破壊され、あまつさえベルと良い感じの空気さえも邪魔される。
怒り心頭のヘスティアは、アポロンのウォーゲームを受けて立つことに……。
って感じです。
感想(ネタバレ成分極薄)
ベルがこれでもかというぐらいの窮状に陥るも、
これまで関わってきた仲間たちが次々と駆けつけてくる感じは王道ですがとてもよかったです。
また、アニメ2期第5話まで見たんですけど、原作とアニメだと冒頭から違っていて興味深いですな。
アニメでは触れられていない重要な話もあって、映像で見た後でも十分に楽しめる内容でした!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『ダンまち6巻』の良かったところ
- アニメ2期と違っている点があって楽しめた
- ダンまちの最終目標が示された感
- リリが神酒の力に抗ったところに感動!
- ヘスティアファミリアに仲間が増えた
- ウォーゲームでのベルくんたちの逆襲が痛快だった!
サクッと解説していきます。
ダンまちの最終目標が示された感
神の宴でヘルメスがベルに語った『世界三大クエスト』。
そのうちの二つは過去にクリアされたけど、残り1つ「黒竜を倒す」は残っているとのこと。
これってアクセルワールドで言うところの「レベル10になったらエンディングが見られる」ぐらいに、大きな目標なのでは…。
なんだったら達成したらエンディングなのでは……?
って感じの雰囲気が出ていました。とても興味深い。
カカオ
ちなみに黒竜は、十五年前にゼウスとヘラの当時最強だった2大勢力が挑むも全滅、 しかも、弱体化した彼らをロキとフレイヤが結託してオラリオから追い出したという…。
リリが神酒の力に抗ったところに感動!
ソーマファミリアに捕まってしまったリリを、特訓中のベルを除くヘスティア勢が助けに……!
ってところも熱かった。
でもそれ以上に、戦いの最中にリリがソーマにファミリア脱退を申し出たシーンが泣けましたなぁ。
下界の子供たちをことごとく魅了して狂わせるソーマの酒。
ソーマにその酒を飲んでなお正気でいられたら脱退を許されるという展開……。
酒を飲み、抗いがたい酒の誘惑に負けそうになるリリの脳裏に浮かぶ、白髪の冒険者の顔……
お約束な展開だけどめっちゃ良かったです。
リリの過去がヘビー過ぎるがゆえに、お約束があってもいいだろって思えましたね。うん。
ヘスティアファミリアに仲間が増えた
オラリオ外から1人だけ助っ人を頼める、
というルール以外では、ファミリアのメンバーだけでウォーゲームを戦わなくてはいけなくなった。
逆に言えば
「ヘスティアファミリアのメンバー増やせばよくね?」
みたいな展開になって、命やヴェルフ、そしてリリが移籍してきたのが最高だった。
命は1年限りっぽいけど。
あとオラリオ外からの助っ人にリューさんが選ばれたのも面白かった!
カカオ
確かに神アストレアはオラリオ外にいるし、リューは未だアストレアの眷属ですなw
ウォーゲームでのベルくんたちの逆襲が痛快だった!
ウォーゲーム開始早々から、リューがヴェルフお手製クロッゾの魔剣をブン回して城壁をブッ壊したところで僕はもうスッキリしましたねw
リリが変身魔法でルアンに化けてかく乱していたというのも痛快!
これぞリリにしかできないことで、リリもまたヘスティアファミリアに欠かせない仲間だとも読めて感動しました。
そしてベルくんはアルゴノォトでチャージしたファイアボルトを炸裂させ、神々の度肝を抜く。
カカオ
ベルくんとヒュアキントスの最終決戦も、アイズとの特訓が蘇って気持ちがシンクロして勝利したシーンに痺れたぜ!
『ダンまち6巻』の微妙なところ
ウォーゲームがちょっと一方的過ぎたかなとも思いました。
もう少しヘスティアファミリアにピンチがあっても良かったかもしれません。
……とはいえ、ベルくんとヘスティアはウォーゲームの前に散々悔しい目にあいましたからね。
だから作家さんはウォーゲーム自体を、ヘスティアファミリアによる逆襲の場にしたのかも。
アニメ2期と原作6巻の違っているポイントまとめ
アニメ第5話時点まで見た上での、原作6巻の違いをまとめてみました。
- 原作6巻冒頭はリリがソーマに脱退を申し出ているところから始まる
- 18階層のゴライアス戦での経験値は、大半がリューのものになったかもという話題
- 『火蜂亭』でベルとヴェルフと飲んでたときリリは元気がない様子を見せていた
- アニメでは神の宴でヘルメスが3大クエストについて語っていない
- 原作だと神の宴のときに外で会話してたヒュアキントスとザニスの会話が読める
ザックリとですがこんな感じ。
細かい描写を挙げるともう少し増えますね。
例えばアポロンファミリアに襲撃された際に、リリが強臭袋投げつけて敵から絶叫が上がったシーンとかw
ウォーゲームの描写は、アニメと原作の違いは僕には分かりませんでした。
細かいところで違いはあったかもしれませんけど、概ね原作通りだったと思われ。
あとリリがソーマに別れの挨拶をするところ。
セリフの有無を除けばほぼ原作通りだったんですけど、原作7巻の序盤と一緒になって第5話として仕上げられてましたね。
カカオ
リューさんが魔剣二刀流で振り回すシーンめっちゃよかった!
ダンまち6巻感想|まとめ
リューがクロッゾの魔剣を使い敵の城壁を粉砕し数十人を相手に戦い、
リリが敵に変身して敵陣営を攪乱したりと、王道を全力でひた走っていた感じで最高でした。
王道をやり遂げることができたのは、6巻に至るまでに積み重ねてきたエピソードのおかげだと僕は思いますな。
それぞれのエピソードが心躍るものだったからこそ、興ざめせずに6巻の王道を読めたのではないかなと。うん。
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