※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『エロマンガ先生6』を読了したので感想をば。
章ごとにキッチリとエピソードが分かれていたので、それに倣って僕も章ごとに感想を書くスタイルでいきます。
影武者がまさかの…
第1章は
エロマンガ先生がイベントで顔出しする!
…という企画を勝手に通してしまった編集者のせいで、エロマンガ先生が顔出しせねばならなくなったお話。
とはいえ、紗霧が大勢の人前に、しかも壇上に上るなんてのは不可能なので影武者を立てることになった。
その影武者が、いつぞや揉めた京香さん。
京香さん、今でこそクールですけど昔はツインテの可愛くて元気な娘さんだったようですよ、いやホントに。
イベント時、遠隔で紗霧にメチャクチャな指示を出され恥ずかしいことをやらされまくる京香さんにあっぱれでしたw
挿し絵にもなってたのが最高でしたねw
ファンは最高の心の支えですよね
第2章はスランプの獅童を合コンで励まそうという企画が立ち上がり、マサムネの家の一階で行われることになんじゃそりゃw
紆余曲折あって、合コンの女性側のメンツ集めはめぐみがやることに。彼女が連れてきた面々が小中学生で吹いたw
まさかの八歳登場ですよ。
ただ八歳を参戦させたのにはしっかりと理由があり、それがもう微笑ましかったですねぇ。
小説家にとって、ファンの存在って本当に支えですよねぇ。うん。
十の理由…なくない?w
第3章は6巻のサブタイトルにもなっている「山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由」なんですけど、十ありました?w
もしかするとエルフが色々しゃべったことを箇条書きにすれば十あるかもですけど、とりあえずライフハック系の記事みたいにまとめられてはいませんw
いやでも、エルフといいこの後のムラマサといい、とにかくヒロインたちが直球で攻めてきますねこの作品。
この作品がラノベを書く側、創作者サイドに立っているからなのか、鈍い主人公の存在を許さないキライがありますし、積極的なのにギリギリのところで踏みとどまっているような女キャラもいない。
紗霧は例外としてw
これが新鮮でたまらない。
「エロマンガ先生」という作品の肝だと思います。
リレー小説
第4章は紆余曲折あってマサムネとエルフ、紗霧(タブレットから遠隔)がムラマサの家に行くお話。
ムラマサの意外すぎる一面が見られます。
あのね、すんごい可愛いよ?w
けれどそれよりも驚愕したのが、まさかのムラマサの父が登場。
超大物時代小説家でしたw
キャラ紹介のところにでっかく渋いオジサンが載っていたのでいったいどこで登場するのかと思ったら…おもしろい!
でももっとおもしろいのが、そんな大物時代小説家のオジサマとマサムネ、ムラマサ、エルフの四人がリレー小説を始めるところ。イラストはエロマンガ先生。
カオス!
オジサマが初っぱなから時代がかった舞台で超バッドエンドをかましたりとスゴい展開にw
いやぁおもしろかったです。
アニメ化おめでとうございますっ!
エピローグでは、エルフやムラマサの積極的な姿勢を踏まえ、マサムネも紗霧を諦めずに頑張ろうとう流れに。
なるほど、そのためのエルフとムラマサのエピソードだったのね。
作品がアニメ化したら紗霧に伝えることがある、と伝えるマサムネ。
そして紗霧も同じことをマサムネに伝えた。
ラストはマサムネの小説家がアニメ化することが決定するところで終わり。
…なんだろ、クライマックスが近いのかな。
もうちょい日常回みたいなので引っ張ってもいいんですけどw
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