『妹さえいればいい。1』感想

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ガガガ文庫 妹さえいればいい。(イラスト完全版)
ガガガ文庫 妹さえいればいい。(イラスト完全版)

 

 

※ネタバレ注意

 

 

『妹さえいればいい。1』を読了したので感想をば。

 

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☆ブッ飛んでます

タイトルからしてブッ飛んでるんですけど、内容もまたブッ飛んでました。
主人公の羽島伊月はラノベ作家で、現在は大学を中退して専業作家をしている。とにかく妹好きで、彼の作品の全てに妹が関わっている。
作家仲間や大学時代の友人、弟なんかが彼の部屋にやって来ては料理を作ったり食べたり酒を持ってきては飲んだりと、めっちゃくちゃ楽しそうな生活ぶりが描かれている。
伊月の妹好きもかなりスゴいレベルなんですけど、可児那由多の下ネタレベルが常軌を逸している…。直球すぎてヤバい。冗談抜きで人を選びますね。
僕は余裕でしたけどw
あと他作品のネタなんかもバシバシ出てきて、これもまた好みが分かれるところですね。僕はほとんどの作品を知っていたしパロも余裕でいけるんですけど、Amazonのレビューを見ていると好きでない方もいらっしゃるようで…。

 

☆リアル成分もあります

ブッ飛んでるだけでなく、かなりリアルな部分も。
伊月がラノベ作家なので、作家事情が結構描かれている。確定申告のこととか興味深かったです。
そしてラノベ編集者ってあんなに大変なのかしらん…。締め切りを守らない作家や行方をくらます気まぐれ絵師に翻弄されている様がなんとも…。
あと酒と料理描写が妙に気合い入ってたのは個人的にグッドでした。あれは作者さんの好みなんですかね。
ビールの種類とか酒のつまみについての造詣が深いですw

 

☆まとめ

ブッ飛びつつリアルさも織り交ぜた作品。
取り立てて大きな事件も起きないので日常系のようにも思える。ただ、主人公がラノベ作家な上に周囲のキャラもまた濃いので、日常と割り切っていいのか判断に困るw
ラノベ作家が登場する作品はほかにもいくつか出版されていて、この作品もその中のひとつのようにも思えるのですが、ラノベ作家というのはあくまでも設定であって、スポットが当たっているのは「妹」だと僕は思いましたね。伊月の妹へのこだわりが突き抜けてるんですもん。
ただ「ラノベ作家」同様に、「妹」もまたかなり使い古された感のある要素なので、続巻でどう展開させてくれるのか気になるところ。
僕は今後もこの作品を追っていきます。

 

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