※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
渡航さんの『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10』を読了したので感想をば。
いつものように印象的な部分をピックアップしてみました。
葉山隼人を分析
今回は主に三浦からの『葉山は文理選択どーすんのかなぁ?知りたいなぁ(ただしここまで直裁に訊ねていない)』メールをきっかけに、葉山の文理選択を八幡たちが探るのが主な内容。
そこから葉山個人の内面まで探ることになり、さらには雪ノ下との過去やらにもちょろっと触れたり。
葉山の内面にある謎の闇はこれまでも描写はされていたのですが、今回はそれに突撃していったような感じでとても読み応えがありました。
ただ、やはり葉山は葉山であることを選ぶのね…というような具合で、あくまでも八幡とは分かり合えない対決姿勢を見せているところもよかった。
そう簡単に説得されたり変わったりしてほしくない。
なぜだかこの作品を読んでいるとそう思っちゃうんですよね。
あと、三浦がまさかの可愛さを発揮していて驚いた。
由比ヶ浜も真っ直ぐな子だと思っていたけれど、三浦はその上を行くのではなかろうか。
長所だけでなく欠点も含め、葉山のことを想う三浦さんマジ最強、
とか思っちゃいました(笑)
いろはすの台頭
ナチュラル、とはもちろんいかないけれど、なんか一色いろはが奉仕部に普通に居座ってお茶してました(笑)
10巻の中で一色が登場するシーンって、実は結構あったよなぁと思うんです。
戸塚、材木座、小町、平塚先生、戸部、海老名さん、川崎……ほかに誰かいったけかな、まあとにかく、彼らよりは抜きん出て描写されていた。
実際、いろはすがいる奉仕部って違和感ないというか面白いです。
八幡、どう見てもリア充ですよ(笑)
もし小町が受験に受かって奉仕部に入ったらこんな感じになるのかぁと思ったり。
あと、小町といろはってまだ遭遇してませんよね、たしか。
いや、あの二人、相性悪そうだなって……属性が似てるというか(笑)
どうでもいいけど、戸部って美味しいポジションだと思うんですよねw
そして彼と彼女らは…
なんだかんだで色々な人から思われているくさい八幡ですけど、核となるのは奉仕部の女子二人との関係かと思います。
今回も由比ヶ浜とふたりきり、雪ノ下とふたりきり、というシーンが設けられ、良い感じだなーと思わせてはいました。
が!
この関係はどう発展し、そしてどう決着させるのでしょう。
それよりも前に、雪ノ下が内面に抱える暗い部分がラストで垣間見えたのもまた気になる。
おそらく雪ノ下の暗い部分に突撃し解決(ないしそれに近い何か)を得た後、雪ノ下と由比ヶ浜の関係性について色々あるのかなと。
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