『小説ドラゴンクエストⅤ3』感想

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※ネタバレ注意

『小説ドラゴンクエストⅤ3』を読了したので感想をば。

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ゲームでは味わえない心理描写

主人公リュカに子供が産まれたあたりからラスボス打倒までを描いた完結編といったところがこの巻です。

デモンズタワーではスラリンやくさったしたいなど、仲間モンスターたちが命をかけて戦い感動。リュカとビアンカが石にされ離れ離れになってしまうところで涙……。

勇者とはいえまだ子供のティミーは難しいお年頃でなんとも切ない。

ビアンカ救出でまたも感動。

……って、どんだけ心振るわせるんだってぐらいに、読んでいて手に汗握り感動しました。

まさに直球の冒険小説です。ゲームをプレイしているだけでは味わえないキャラクターたちの心理を、見事に小説で描いていましたな。

とりわけモンスターたちの活躍には痺れましたねぇ。ピエールとマーサの再会は本当に泣けた……。

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壮大ですなぁ……

パパスから始まってリュカ、その子供たち……という具合に連綿と続いた冒険の終わりは、本当に「いやぁついに終わったか……」と大仕事終えた気分にさせられました。

なんという壮大な物語……。

リュカだけにスポットを当てていたらこうはいかなかったでしょうなぁ。

マーサやピエール、パパスのエピソード、ほかにも多くのキャラクターたちの存在と物語が、この小説の層をとても厚く読み応えのあるものにしていたと思います。

また、それらを上手くまとめあげた作者の技量にも脱帽です。

まとめ

本棚の整理中に偶然見つけて読み始めた『小説ドラゴンクエストⅤ』。奇しくもスマホで発売というニュースと時期が重なり、自分でもタイミングの良さに驚いています。

小説を読み終えると、やはりゲームでもこの世界を味わいたいなと思わずにはいられない。

ほら、ゲームではビアンカとフローラ、DS版だとそこにもうひとり相手が増えて三人の中から選ぶじゃないですか。

結局ビアンカを選んでしまいそうなんですけどね。

年末はドラクエⅤをまったりプレイして過ごしましょうかねぇ。

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