『アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本』感想

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舛本和也さんの『アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本』を読了したので感想をば。

ただアニメが好きなだけでは…

アニメ製作には色々な役割がありますけど、この本では制作進行にスポットを当てています。

SIROBAKOの影響もあって興味を持ち読んでみたのですが、アニメで描かれているよりも案の定ヘビーでしたね…。

給料は安い、徹夜もあるかも、長持ちする人は少ない……。

そんなわけで筆者はアニメが好きなだけではやっていけないので、アニメに関わる仕事の中で自分にあったフィールド(仕事)を見つけることが大事と説いています。

グッズ販売とかも、アニメ製作ではないにしても間接的には関わっていると言える、そうです。

……うーん。

もしアニメが好きでどうしてもアニメに関わる仕事がしたいんじゃあ!

という人がいたとして、その人が真っ先にグッズ販売に手を出すかと言うとちと疑問です。

まあ、色々な道もあるよと示していると解釈しておきます。

結局のところ社会人としての必須スキル

新人の制作進行を教育する章で、制作進行に必要とされる能力が示されていたんですけど、どうにも普通の社会人に必要なスキルだなとしか思えなかったです。

アニメの制作進行もごく普通の社会人なんだよ!ということを言いたいのかなぁと思うも、文面を読んでいる限りではそう説いているのでもなさそう。

ただ、絵が描けなくてもアニメに関わる仕事は可能、とは言っています。

そこは絵の描けないアニメ業界志望者には希望ですね。

達成感

完パケしたときの達成感のところは、その気持ちが伝わってきましたねぇ。

僕も小説を書いているので、作品を完成させたときの達成感は共感できます。

制作進行は様々な人と関わり、管理しているので、独りで書いている小説よりも喜びはひとしおなのでは。

たぶんですけど、新人の製作がこの達成感を味わったとき、

「もう二度とゴメンだぜ……」

と思うか、

「次もやってやる!」

と気合を入れられるか。

その分岐のどちらを選ぶかで、今後この仕事が続けられるかがかかっていると僕は個人的に思う。

続けて欲しいですなぁ。

僕もアニメは大好きなので、新人さんが育ち、この業界が繁栄しよりよい作品ができることを祈ってます。

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