『キャプテンサンダーボルト』感想

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※ネタバレ注意

 

キャプテンサンダーボルト

 

伊坂幸太郎さんと阿部和重さんの『キャプテンサンダーボルト』を読了したので感想をば。

 

合作だけど

小説の合作ってどうやるんだろ、と思ってちょっと調べてみたら、どうもこの作品、章ごとに交替で書いているとのこと。なんと…。

とてもそうは思えないほどに、全体的に一体感のある文章でした。

どの章を阿部さんが書いたのか、なんてとてもじゃないがわからない。

完成した後に相方の文も修正したりはしたようだけど、それにしたって簡単にできるものじゃない。あっぱれです。

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やはり凸凹コンビは良い

相葉と井ノ原のふたりを中心に描かれている、ハリウッド映画みたいな物語とでも言えばいいのだろうか。

実際、ターミネーターかよと言いたくなるような銀髪の怪人(本文中ではゴジラ2.0とも呼ばれていた笑)やら、パンデミックの危機など、話が相葉と井ノ原が金に困窮してどうにかせねばという状況から『世界を救わねえとヤベエ!』という状況にまで発展しているところが凄まじい。

危機的状況に幾度となく陥る相葉と井ノ原ですけど、このふたりが凸凹コンビでやり取りが思わず噴出すほどに面白い。

ピンチのときに冗談を言って自分を落ち着かせる相葉みたいなキャラは、ハリウッド映画にもいそうですよね。うん。

 

伏線の張り方がもうホントね…

序盤から中盤にかけて『これは伏線かなぁ』と思わせる描写があったんですけど、見事に回収してましたね。

とくにピッチングマシーンは絶対使ってくると思ってましたよ伊坂さん阿部さん!

でも伏線の回収って難しいんですよね…。しかもまるで最初に使える道具を用意するかのように張ってるところがまたテクニカル。さすがです。

【まとめ】

以上、『キャプテンサンダーボルト』の感想でした。

今年最初の一冊で大当たり引いた感じです。

まあ、去年の年末から読み始めてようやく読み終えたってだけなんですけどね(汗)

 

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