※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオです。
『ゲーマーズ!4』を読了したので感想をば。
あらすじ
星ノ森千秋がネット上で関わっていた「ヤマさん」と、ソシャゲでよく協力していた「ツッチー」が、雨野景太だということに気付いてしまい苦悩しているところからスタート。
雨野がパスケースを忘れて星ノ森家に上がりこみ、なんやかんやあってコノハを「のべ」と「MONO」として紹介してしまう。
その後も勘違いが連鎖するかのように他のキャラもまたあらぬ方向へ動いて……。
……てな感じです。
感想(ネタバレ無し)
各キャラの気持ちはアニメと同じでした。
が!
アニメにはないシーンや、地の文で語られる気持ちのボリュームが結構あって、アニメとは違った印象を受けましたな。うん。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。
星ノ森千秋の苦悩は続く。
千秋は雨野が「ツッチー」であること以上に「ヤマさん」であったことに対し、特に動揺してる感じですな。
たぶん、ヤマさんは自分の創作物であるフリーゲームに対して理解を示してくれたからなんでないかなーと僕は思いますね。
自分が書いた小説、描いた絵などもそうですけど、自分の創作物を誉められるのってめっちゃ嬉しいんですよなー。
だからこそ、半ば宿敵と化してした雨野が「ヤマさん」であったことに苦しむワケなんだけど…。
ただもう、読んでいて分かりますけど、千秋はどう見る角度を変えても雨野のことが好き。これは確か。
作中でコノハが、雨野とは距離を取ることも姉の選択肢として挙げていたけど、天道さんと雨野が付き合っているとなると、それもやむを得ないかなと僕ぁ思いますなぁ。
どうなることやら。
勘違いの連鎖は続く。
千秋の気持ちとは関係なく、上原が千秋と雨野をくっ付けることを決意する。
その後の行動がもう勘違いの連鎖発動で
- 雨野に天道との恋を応援できないと言うが、雨野は上原が天道のことを好きだと勘違いし
- 上原は応援する気持ちを千秋に電話で伝えようとしたら、どう聞いても告白みたいになってしまった
たしかこれはアニメでもあったシーンだったような。たぶん。
他にも勘違いはあちこちで頻発して、一度全員が集まってすり合わせが必要なレベルw
アニメにはなかった上原とニーナ先輩の絡み
表紙になっているのがなぜニーナ先輩なのか。
その答は上原とゲーセンで出会ったシーンにありました…って、表紙になるほどの出来事なんだろうかw
いや現時点では大したことなくても、今後に大きく影響するのかもしれない。
僕としては、アニメでは全く描かれなかったシーンなのでめっちゃ印象に残りましたねぇ。
現時点では上原がニーナ先輩に惚れたり、その逆があったりなどはないんです。
ただ、ニーナ先輩の考え方や、上原と関わったことで再びゲーム部に雨野を呼ぼうなんて話に発展しているのが面白い。
ニーナ先輩や他のゲーム部の人たちが、雨野のゲームスタイルを認め、自分にもあんな頃があったなぁみたいな具合になって彼を求めているのがほんわかしましたわ。
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