※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、リズ推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『ソードアート・オンライン24』を読了したので感想をば。
『ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングⅢ』感想
あらすじ
菊岡から再びアンダーワールドへダイブするよう要請されるキリト。
アンダーワルドに何者かが侵入したため調査して欲しいとのこと。
アスナとアリスと共にアンダーワールドに降り立ったキリトは、今は亡き彼と似ている人物と出会う。
一方、ユナイタル・リングのほうは落下したログハウスを中心に小さな町が形成されつつあった。
だがそんな町を狙う者たちの姿も明らかになり……
ってな感じです。
ザックリした感想
以下は読了直後の僕のツイートです。
まさかのユナイタル・リングとアンダーワールドの同時展開に驚きましたね。
表紙の彼については詳しくはまだ明らかになっていませんが、キリトの動揺が凄まじかったことから重要人物であることは間違いなさそう。
ユナイタル・リングとアンダーワールド、いずれは繋がりが見えたりするんですかね…。
表紙にアンダーワールド側の人物が載っている24巻ですけど、実際はユナイタル・リング側の出来事が多めに描かれていました。
新たにアルゴが加わって攻略組が集まる集会へ向かうんですけど、えらいことになっちゃいましたね。
アンダーワールド編の時のような意識喪失状態ほどではないけどピンチ。
そんな中でも笑いがちょいちょいあって、ユナイタル・リングの世界を模索して攻略してる感じが描かれていたのが良かったです。
読んでいて自分もゲーム攻略しているような気分になれました。
新たな展開と共に新たな謎も多く現れた24巻でしたね。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
SAO24巻の良かったところ
- ユナイタル・リングでキリトを狙う敵が判明
- アンダーワールドでユージオ似の男が登場
- アインクラッドのフロアボスの復活
1つずつ見ていきましょう。
ユナイタル・リングでキリトを狙う敵が判明
これまでは成り行きで戦ってた感のあったユナイタル・リングなんですけど、ようやっと明確にキリトを狙う敵が分かったのが良かったです。
闇雲にゲームを楽しむ姿もいいけど、やはりはっきりとした目的があると話に芯が通る感ある。
ムタシーナ……何者なんですかね。
ただ彼女が所属している「仮想研究会」っていう名称が不穏。
アクセルワールドの「加速研究会」をどうしても思い出してしまいます。
SAOとAWって繋がってるんでしたっけ?
実はAWは続刊を買わなくなったんで分からないんですよね(苦笑)
AWの繋がりはまぁ今の段階では気にしなくても良さそうな気はします。
攻略組の会議の最中にムタシーナが放った、巨大な魔法陣を展開してからの100人全員にデバフを仕掛けて従わせる超魔法も迫力あったし謎も深まって良かった。
カカオ
それによってキリトが遠隔でも窒息気味にされるようになってしまったことが、今後どう影響するのか注目だね!
アンダーワールドでユージオ似の男が登場
まずここに来て「アンダーワールドに侵入者が」っていう展開に驚きました。
ユナイタル・リングの登場がいろんなゲームを巻き込んでの大規模事件なのに、さらに別の世界を平行して描くとは…。
そしてそこで出会うことになったユージオ似の彼ね…。
ザックリ言うと軍のトップみたいな感じなんですけど、ユージオに似すぎていてキリトは半ば錯乱状態。
ただ現段階では
ユージオに似てるだけで別人。似てる理由が何かあるかも。
って感じに読み取れました。
とはいえ似てる理由によってはまた驚きの展開が待っているかもしれません。楽しみです。
アインクラッドのフロアボス「スカルリーパー」の復活
終盤ではキリト達の町の近くに現れた「ザ・ライフハーベスター」が、ほぼアインクラッド75層のフロアボス「ザ・スカルリーパー」っていうのが熱かったです。
このちょっと前に
「そういえばアインクラッドは今どうなってるの?」
なんて話題が持ち上がってたんで、それを反映してのことかもしれません。
スカルリーパーを忘れている方のために説明すると、SAO時代にキリトやアスナ、ヒースクリフなどのメンバーで戦った巨大な骸骨モンスターです。
巨大な刃でもってプレイヤーをザックザックやっちゃってましたね…。
気になるのは今回現れた「ザ・ライフハーベスター」の強さ。
今のところキリトは防御したのに一撃で6割削れてしまう状態。
これってスカルリーパーの強さそのまんまなんですかね…。SAO時代のキリトと今のキリトでは、明らかに今のほうがレベル的に弱いはず。
カカオ
そんな絶望の最中で24巻は終わっちゃったんで、25巻早く読みたいっす。
SAO24巻の微妙だったところ
物語のボリュームが多すぎるかなと思いました。
アンダーワールドに行ったことで
- 封印されているセルカ
- なぜか全くソードスキルが発動しない少年
- ユージオ似の彼
- キリトとアスナは200年の間に何をやっていたのか
パッと思いつくだけでもこれだけの謎と新たな展開となりました。
これらに加えて既に進行しているユナイタル・リングの件もあります。
アンダーワールドとユナイタル・リングが今後何らかの繋がりを持つ可能性も考えられます。
とはいえ、アンダーワールド編のときに置いていった諸々の量が多いので、物語全体として見た時に軽く眩暈を覚えます。
カカオ
いやほら、完結……するのかな……って。
SAO24巻について考察してみた
ここでは好き勝手に考察、想像してみます。
前述で少し触れましたけど、アンダーワールドとユナイタル・リングが今後何らかの繋がりを持つ可能性は考えられると思います。
意味もなくアンダーワールド側で話を展開しない……はず。
ポイントになるのはユナイタル・リング側でプレイヤー達が目指している「極光の指し示す地」ではないかと僕は思いました。
カカオ
その地ってアンダーワールドじゃね?
と。
安直過ぎるんですけど、そう思うとワクワクしますなぁ。
二つの世界を繋げた結果、アクセルワールド的な世界が生まれるんじゃないかなぁと。
ユナイタル・リングに無くてアンダーワールドにあるのは「心意」と「加速」です(アンダーワールドは現在等速ですが)
心意がゲーム中に加わり「やられればそのゲームは二度とプレイ不可能」という要素も加われば、それはAWないしAW以前の何らかの世界になるのでは…。
SAO24巻の感想|まとめ
ユナイタルリングだけでなく、アンダーワールドもきな臭いのは偶然ではないと思うんですよね。
現時点では何が起きるのか見当もつきませんが…。
チェック以前のSAOの感想記事はこちら