カカオ
どうも、ラノベ大好きカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『ソードアート・オンライン プログレッシブ1』を読了したので感想をば。
ちなみに読むのはこれで2度目です。
『ソードアート・オンライン プログレッシブ1』感想
あらすじ
SAOがデスゲームと化してから1か月。
キリトはソロで戦い自身の強化に励んでいたが、最前線で同じくソロで奮闘する女性プレイヤーと出会った。
彼女の戦いぶりはオーバーキルではあったが、手にしたレイピアから繰り出されるソードスキルは流星のようで…
ってな感じです。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
SAOを第1層から順番に描くシリーズだけあって、読んでいるとアインクラッドにどっぷり浸れるのが1番の魅力だと思いました。
特にメシ描写の気合いの入れようといったら凄いw
アニメ化もされてる黒パンにクリームを乗せてるシーンから始まり、その後も色々出てきてはアスナとキリトが食ってますw
ボス戦での連携の詳しい描写が読めるので、バトル好きな方にもオススメですね。
劇場版との違いについて
僕は劇場版を観ていないので細かい違いは分かりません。
でもミトというキャラは小説のほうには登場しないので、結構違っていると思われます。
公式サイトをチェックしたら、劇場版は「完全新作アニメーション」となっていたので、物語の内容的にも新作という意味なのかもしれません。
劇場版を見た人は小説版も読んで違いを楽しむのもありですな。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
SAOプログレッシブ1巻で描かれる範囲
最初にザックリとですが1巻の内容をまとめておきます。
何せ1巻が発売されたのが2012年10月で、記憶も薄れている方も多いと思うので。
- アスナとの出会い
- 第1層ボス攻略
- 鍛冶師ネズハによる武器強化詐欺
- 第2層ボス攻略
- ボス攻略後にネズハが自白し解決
- 第3層へ向かうキリトとアスナ
こんな感じ。
僕は2層の内容全然覚えてなかったんで、初めて読むかのように楽しめたw
SAOプログレッシブ1巻の良かったところ
1巻で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- アスナの心境の変化
- 2層ボス戦での絶望感
- ネズハのパーティーによる謝罪
1つずつ見ていきましょう!
アスナの心境の変化
最初期のアスナは「死んでも構わない」みたいな感じで鋭いながらも危うい戦い方を展開していました。
が!
クリームかけ黒パンを食べたり、キリトの戦いぶりを見て、徐々に気持ちに変化が生まれていったんですよねぇ。ここ凄く良かったです。
細かく見ていくと
といった自問自答を展開していました。僕が思うに
- アスナが望んでいるモノはリアルにあるの?
- 実はSAOにあるんじゃないの?
という疑問や葛藤がアスナの中で渦巻いていたのではと解釈してます。
その結果、アスナの中で目標らしいものが決まったのも1巻での重要なポイントだと思いました。
はっきりとは書かれてませんけど、キリトの戦いぶりがその答なのかなと。
2層ボス戦での絶望感
ボスだと思ってた敵が前座だった…という絶望感はヤバかったですねぇ。
あわや全滅かと思われた雷ブレスの威力も読んでてハラハラしました(汗)
そんな時に駆けつけたネズハはカッコ良かったです。
修得した体術とキリトから貰った投げ武器は、まさに2層ボスのために用意されていたと言っても不思議じゃないかと。
カカオ
まだ2層とはいえ、読んでいて伝わってくる迫力とスリルは、上層のボス戦となんら変わらなかったなー。
ネズハのパーティーによる謝罪
2層ボス戦以上にハラハラしたのが、ボス戦後のネズハによる自供ですね…。
案の定、武器を奪われたプレイヤー達は激怒し、ネズハを処刑する勢い。
ここで注目したいのが、ネズハに武器強化詐欺をやらせていたレジェンド・ブレイブスの動向でした。
- ネズハに罪を押し付けたまま逃げ切るのか
- 一緒に謝るのか
結果は後者でした。良かったぁ…。
オルランド達がネズハをどう思っているのかが、キリトの尾行だけでは分からないようになっていたのが効果的でしたね。
カカオ
他のプレイヤーにだけでなく、ネズハにも謝っていたオルランドがもうね(泣)
微妙だったところ
面白くなかったところは特に無いんですよね。SAOを満喫するにはこれ以上ないシリーズだと思います。
なので微妙というか不安なんですけど…
って感じですw
この記事を書いている時点で僕はプログレッシブ8巻まで読み終えています。クリア階層は第7層。
8巻発売は2021年6月。
1巻発売は2012年10月。
アインクラッドはまだまだ上層が存在します。
カカオ
うーん…ヤバそう(こなみ)
気になったポイント
ストーリー的に気になったのは「黒ポンチョ」ですねぇ(ネズハ達をそそのかして武器強化詐欺をやらせた男です)。
彼はネズハ達に手を貸しながらも報酬も受け取らずに立ち去り、あとは全く姿を見せず…。
目的はネズハ達の犯行が露見し、彼らを処刑する流れを作ること。
要するにデスゲームと化したSAOに「PKも有り」という認知、とキリトは分析していました。
後々「ラフコフ」として活動するための土台作りをしてる感が伝わってきますねぇ。
カカオ
このネズハ達を利用した出来事は、ラフコフ創設への最初の一歩だったと思われ…。
SAOプログレッシブ1巻の感想|まとめ
この記事では『ソードアート・オンライン プログレッシブ1』の感想を書いてきました。
久しぶりに読みましたが、改めてSAOの凄さを認識できた気がします。
武器強化詐欺のゲーム内のシステムやスキルを利用した手口は、世界観をしっかり創造できてないと出来ませんからね。アッパレ!
アスナの内面の変化やアインクラッドそのものの描写もじっくり読めるので、SAOの世界観が好きという方は是非読んでみてください。
以上、カカオ(@kudoshin06s)でした。
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