※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、おさまけ大好きカカオです。
今回は…
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ12』を読了したので感想をば。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ12』感想
あらすじ
卒業イベントで群青同盟はショートムービーを製作することになり、末晴たちは撮影でてんやわんや!
だがその裏で哲彦が復讐に向けて動き、末晴はそれに気付いていた。
親友の復讐を末晴はどう思うのか。そして哲彦の過去に何があったのか…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
おさまけ12巻を読了。これまでの疑問や伏線を全て回収した感あって凄く良かった!!https://t.co/bSmCC4op8H
— カカオ (@kudoshin06s) March 8, 2024
12巻はとにかく哲彦絡みのストーリーがほとんどでした。
やはり気になりますよねぇ、復讐…。
そんな哲彦関連の謎や伏線は、全て回収されたと言っても過言ではありません!駆け抜けるように話が進みましたねぇ。
想像してた展開もあれば予想外の部分もありました。ただ1巻からずっと追ってきた僕としては「ついにここまで来たか…」と感慨深さを強く感じています。
もし原作を途中まで読んでいる方は、12巻まで一気に読むことをオススメします。かなりスッキリすると思われ。
とはいえこれで完結ではありませんが。まだ最後の戦いが残ってますぜ…。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『おさまけ12巻』で良かったところ
『おさまけ12巻』で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- 哲彦の復讐の動機
- 末晴の気持ちが決まったらしい
- 復讐が完了した件
哲彦の復讐の動機
とにかく哲彦が父親憎しで突き進んでいたのはこれまで読んでいて分かり切っていましたよね。
12巻では「復讐の先」を示したのが1番大きかったと思います。まぁつまり、峰です。
僕は父親への復讐だけだと思っていたので、復讐をする動機が父親以外にあったと知って驚きましたねぇ。
まさか哲彦がそこまで峰のことを…と意外に思った人もいるかもしれませんが、哲彦の過去で彼の孤独な様を読むと納得できるかもしれません。
やはりピンチの時に一緒にいてくれた人の存在はデカい…。
それにしても
カカオ
哲彦、お前も幼なじみが相手なのか…
と思わずにはいられませんw
末晴の気持ちが決まったらしい
哲彦と峰のことを知った末晴が、彼らの状況を通して自分を客観視できた流れは上手かったですねぇ。やはり作者さん凄い。
客観的に自身を見た結果、末晴は自分の好きな子を確信することができましたからね。
もちろんまだ誰かは明かされてませんが。
でもずっとフラフラしていた末晴が、誰かは分からないけど選び告白する気になったというだけでも、読者の僕としては気持ちがスッキリしましたなー。
カカオ
いつまでもどっちつかずの状況が長引くと、話がダレてくるからね…。
復讐が完了した件
そもそも哲彦の復讐が成功するのか、そこからして僕はずっと疑問でした。
実行はされるだろうけど相手は成熟した大人で業界で辣腕を振るう人物。高校生には相手が悪すぎなのでは…と。
だからショートムービーを見たハーディ瞬の反応が薄かったシーンは「やはり…」と思わずにはいられませんでした。
でもその後の玲菜の神ムーブで逆転するとは…。ハーディ瞬の大人の対応が仇になりましたなぁ。
微妙だったところ
少し気になった程度なんですけど、ニーナおばあちゃんに頼り過ぎかなーと。
ただ高校生の哲彦にも限界があるし仕方ないかなぁとも思えます。とはいえ末晴までニーナさんにガッツリ頼るのはやり過ぎな気がw
カカオ
もう休ませてやれよと思わずにはいられないw
【考察】末晴は誰を選ぶのか
あとがきによると、次の13巻で最終巻とのこと…!!
というワケでここでは末晴が黒羽、白草、真理愛の中から誰を選ぶのか予想していきます。
哲彦と勝負することにもなりましたし、あの告白の舞台が再び出てくるようです。
何より、12巻で末晴の気持ちは決まったらしいですからね。
黒羽であって欲しい(個人的願望)
個人的には黒羽であって欲しいですねぇ。
3人ともいわば幼なじみですけど、幼なじみ感が1番強いのが黒羽だと思うので。
願望は抜きにして予想しても、黒羽である可能性は高いんじゃないかと思われ。
1巻から12巻までの表紙を見て欲しいんですけど、12冊のうち7冊に黒羽が描かれています(12巻にも黒羽がいますよね)
3人の中で圧倒的に黒羽を目立たせているんです。これはメインヒロインとして十分な理由では…?
また、あの告白の舞台をもう1度用意するようなので、これはもう相手が黒羽でなくて誰がなのかと。
カカオ
「ヤダ」と断れたあの絶望から逆転させてくれ…!!(←結局願望w)
白草なら納得できてしまう
白草に正規ルートを感じるのは僕だけでしょうか。
末晴の白草に対する思いは、彼女が幼なじみと分かる以前からというのがデカいからかも。幼なじみ要素を抜きにして恋してた時期があったんですよね。
純粋に「恋」という視点で選ぶなら、白草かなーと。
仮に末晴が白草に告白しても納得できてしまう自分がいます。
意外性を狙うなら真理愛
作家さんが意外性を狙うなら真理愛1択かと思われ。
芸能の道を選ぶ末晴にとって真理愛の存在は3人の中で1番大きいですが、恋愛視点に立ってみるとどうしても妹感が拭えないからです。
また、12巻に書かれていた「視線に耐えられなかった」とは誰のことだったのかを考えてみても、真理愛の可能性は1番薄く思えてなりません。
真理愛のキャラはかなりハッキリしているせいか、末晴を視線で追う前に距離を詰めてる印象のほうが強いんですよねw
【結論】僕の予想は黒羽
個人的には末晴が選ぶのは黒羽だと予想してます。
このシリーズのタイトル「幼なじみが絶対負けないラブコメ」を考えると、王道なのは黒羽だと思うんですよね。
なんだかんだで1番目立っている気がするし、末晴との関わった時間も長いように思われ(肌感覚ですが)
ただ作家さん的には、文化祭での告白って意外な展開にしたいと思うはずなんですよねぇ。
もしかして「ヤダ」が再び発動したりとか…?
カカオ
もう「ヤダ」は勘弁してくれ(苦笑)
『おさまけ12巻』の感想|まとめ
この記事では『幼なじみが絶対に負けないラブコメ12』の感想を書いてきました。
僕としては今まで疑問だった哲彦関連の事柄は全て回収された感あって、読後のスッキリ感が半端なかったです。
そしてあとがきによると13巻で完結するらしいので、今から待ち遠しくて仕方ありません。
末晴は哲彦との勝負に勝てるのか。そして誰に告白するのか。
カカオ
……告白、成功するよね?汗
『おさまけ』は朗読で聴くこともできます
おさまけは興味あるけど時間ないしなぁ…
そんな忙しい人に朗報。『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』はAmazonの朗読サービスAudibleで配信されています。
そう、読まずに聴くことができる!
カカオ
混みあった電車やバスの中で手がふさがってても、耳から物語が流れて快適なんだよなー。
方法は簡単。Audible会員になってスマホにアプリを入れればオーケー。
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