※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ロシデレ大好きカカオです。
今回は…
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん8』を読了したので感想をば。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん8』感想
あらすじ
アーリャは体育祭での出来事で自分の気持ちに気付いた。
一方の政近はアーリャの誕生日会に呼ばれたものの、予定していたプレゼントが諸事情でダメになったため、有希と買いに行くことに。
そんな中で暗躍する不穏分子が…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
アーリャさん8巻を読了。不穏な空気が随所に差し込まれてなんか緊張したw
— カカオ (@kudoshin06s) February 3, 2024
いやぁついにこの時が来たか…って感じですな。続きが気になるぜ。 pic.twitter.com/XhUqS1Rju5
アーリャの誕生日会、プレゼント選び、体育祭の打ち上げなど、心躍るイベントが多かったのが印象的です。楽しければ笑える展開も多くなって良き。
例えば政近と有希の兄妹がいつものように笑かしてくれるかと思えば、体育祭の打ち上げでは生徒会の面々+αでちょっとしたゲームをするなど読んでて退屈しませんでした。
アーリャと政近の仲は一進一退ながらも進んでいる模様。ただ進むにせよ後退するにせよ、とある不穏分子の影響でそうなってる感が…。
そして読者的には「来るべき時が来た…」みたいな感じで終わりました。続きが気になり過ぎて頭抱えたくなりますなw
まだ読んでない読者はぜひ!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『ロシデレ8巻』で良かったところ
『ロシデレ8巻』で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- 依礼奈による体育祭お疲れ様会
- 暗躍する乃々亜
- 政近、有希が妹であることをアーリャに
1つずつ解説していきます!
依礼奈による体育祭お疲れ様会
8巻を振り返ってみると思いのほか暗いかもしれないなと思ったんですよ。
例えば乃々亜が暗躍したり、政近の母親の体調が悪かったり、ついには有希も終盤でインフルにかかってしまいました。
そんな中で頭空っぽにできて笑えたエピソードが、依礼奈による体育祭お疲れ様会です(これが無かったらロシデレ8巻は結構暗めな印象だった可能性もありえるかも…)
依礼奈が考えたトリックオアトリートゲームは単純ながらも登場人物のキャラが如実に出るゲームで、政近たちが互いに心理戦を展開するところが面白かったですなぁ。
僕は心理戦を超越してたマーシャが特にツボでしたw
カカオ
色々と心配事がある中でも、こうして気分転換のように小話を差し込んでくれるところが良き!
暗躍する乃々亜
とにかく人の感情が揺れ動いて爆発する様が見たいとばかりに暗躍する乃々亜が不気味でしたね…(褒めてます)
乃々亜の内心だけに注目するとさらに怖い。政近たちに恨みがあるワケでもなく純粋に本能の赴くままにトラブルを仕掛けていきますからね…。
でも表向きは表情をしっかりと作り、相手に合わせて自分の見え方を微調整しているからヤバい。
面白いのは、乃々亜自身にも自分の行動によって政近たちがどうなるのか読めてなさそうなところ。
政近の「有希を大切にしてる」という言葉をアーリャが聞いてしまったシーンも、アーリャが凹むところまでは想像していただろうけど、その先がどうなるのかなんて考えてなさそう。
何が起きるのか分からない。どんな激情を見せてくれるのかと心躍らせてる感じですな。
カカオ
かなり特異なキャラだね乃々亜…。
政近、有希が妹であることをアーリャに
ついにアーリャが政近と有希の真実を知るところとなりましたな。個人的にはかなり良いタイミングだったかと!
アーリャは政近と有希の関係がかなり深いものと勘違いしていたんで、それが解消されることは間違いないでしょう。
また、政近が秘密を打ち明けたことで、アーリャ的には距離が縮まったと思うかもしれません。
政近の精神状態は最悪ではありますが、アーリャとしては悪くない状況だと思われ。
8巻では音楽の楽しさが分からない政近をアーリャがバンドに参加させてましたよね。
そんな具合に今度はどん底の政近をアーリャが引っ張り上げるのでは…と僕は予想してます。
微妙だったところ
「微妙なところはないかなー」などと粗探しするべく2度読んだんですけど、全然見当たりませんでしたw
むしろ作家さんへの好感度が上がったまである。
ご存知の方も多いと思いますが、ロシデレは2024年4月からアニメ放送を控えています。
普通ならアニメに合わせて新刊を出すそうなんですけど、ロシデレの作家さんは読者を待たせては悪いからと、このタイミングで8巻を出してくれたとのこと。
読者思いの作家さんでありがたし!
『ロシデレ8巻』の感想|まとめ
この記事では『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん8』の感想を書いてきました。
母に続き有希も体調を崩してしまうとは…。インフルとはいえ有希は元々体が弱かったから、政近も色々と嫌な想像をして暗くなってましたねぇ。
そんな彼にアーリャが何をするのか。これまで助けてもらってばかりだった流れが変わってくる気配を僕は感じています。
9巻も要チェックです!