『ストライク・ザ・ブラッド16』感想。

3 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、カカオです。

ストライク・ザ・ブラッド16』を読了したので感想をば。

あらすじ

記憶を失った古城が恩莱島という魔族特区で目覚め、香菅谷雫梨・カスティエラ(以下カス子)と出会うところから始まる。

カス子が監視役となり、いっしょに学校に通って攻魔師になる勉強をする日々を送る古城。

「いつもとは違う変則的な始まり方で、これまでのストブラとは何かが違うぞ!?」

と思いもしたけれど安心してください。

いつものノリでしたからw

いやちょっと違ってたかな。

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

読んだ人は僕の好き勝手な考察にお付き合いしていただけると幸いですw

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恩莱島の日々

序盤に描かれていたカス子たちとの恩莱島の日々が新鮮でよかったです。

雪奈や浅葱がいるいつものストブラももちろん好きですけど、パラレルワールドみたいなノリで楽しめましたね。

カス子のキャラもイイ感じでしたなー。

古城の監視役というだけあって、どこか雪奈に通じる性格だったのが◎。

結局は監獄結界でした、というオチではあったけれど、実際的な見方をしても古城にはプラスになったかと。

何せ現実世界では僅か三日間でも、古城が過ごした時間は最低でも半年以上。

習った簡単な魔術も扱えるようになってたし、これは監獄とう名の精神と時の部屋ですなw

いつものノリw

カス子が登場して雪奈みたいなポジションだった時点で、

カカオ

カカオ

16巻はカス子を吸血すんのかw

と予想できましたねぇ。

ただ、いつもとは始まり方がまるで違ったんであくまでも予想でしたが(何せ第二部ですからね)

第一部とは違う新しいストブラのノリを作っていくのかもと思うじゃあないですか。

結果を見ればいつもどおりのストブラでしたが、でも逆に安心しましたね。

カス子相手の吸血は、彼女の角がクローズアップされていてそれもよかったw

そんな角を巡る古城の「ほんの先っちょだけでいいから!」が16巻のハイライトかと。

そりゃあ浅葱も誤解するw

そしてこの台詞を凪沙も言っていたのがもう最高。やはり二人は兄妹だなと再認識した瞬間でしたなw

でも個人的には雪奈との監視役VS監視役対決が読んでいて1番楽しめたところですね。うん。

吸血王(ザ・ブラッド)の目的は何だったのかしらん…

真賀斎禍子は今回の黒幕ではあったけど、吸血王が示した報酬の時間制御術式欲しさに動いただけだったのかなぁという感じ。

あとがきで作家さんが16巻は第二部の本編というよりはプロローグと書いていたので、この巻だけで全てが明らかになんてならないか。

そんなワケで好き勝手に考察しましょうw

やはり気になるのは「ザ・ブラッド」というそのネーミング。このシリーズのタイトル「ストライ・ザ・ブラッド」のタイトルを回収せんばかりの名前じゃあないですか。

そしてザ・ブラッドが登場したタイミングで、暁零奈が登場する遠い未来のシーンから時間跳躍めいた動きまでを描いている終章を持ってきたのはなぜなのか。

ザ・ブラッドが未来に関係しているか、さもなくばザ・ブラッドその人が未来から来たからなのか?

…こんなトコですかねぇ。

とりあえず17巻はテレビ版の最終回で登場した雪奈そっくりの暁零奈が、古城たちが高校生をしている時代に登場してくるんですかね。

だとしたら嬉しい限りなんですが。

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