『ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル』感想。アスナに遠慮するロニエが切ない…。

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※ネタバレ注意

ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル (電撃文庫)

どうも、カカオです。
『ソードアート・オンライン18 ムーン・クレイドル』を読了したので感想をば。

あらすじ

キリトとアスナが加速されたアンダーワールドの世界で過ごした膨大な時間の一端に「こんなコトがあったんだよ」なんて具合のエピソードでした。

18巻でアリシゼーション編は完結したんですけどね。
ただSAOは過去にも1巻でアインクラッドを抜け出しておいて2巻で時間軸を戻してリズベット達のエピソードを描いたりしているのであまり驚きませんでした。

19巻はロニエ側から描かれているのがおもしろかったです。
アスナの存在を気にしているのがなんとも切なかったですが…。

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!読んだ人は僕の好き勝手な考察にお付き合いしていただけると幸いですw

 

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アンダーワールドの日常

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18巻で完結したときに「あんな膨大な時間をキリトとアスナはどう過ごしてたんだろ」という地味ながらも気になる疑問が少し晴れましたね。

アンダーワールドでのキリトとアスナの日常を、ロニエ視点からではありましたけど読めて新鮮でした。

キリトは機竜というリアルワールドで言うところの飛行機の開発に夢中で無茶な実験をしたり。

そんなキリトにアスナは呆れつつ微笑ましく見守ったり。

ロニエはというとおろおろしつつ概ねアスナと同じく…。

ほのぼのとした描写が結構あったのがよかったです。
18巻まではバトルに次ぐバトルでしたから癒されました。

ちなみに機竜は18巻の終盤でアリスたちがアンダーワールドに戻ったときに登場した戦闘機かな?宇宙を飛んでたアレ。
キリトがその原型を作っていたコトになりますな。
やるコトがいちいちデカいw

 

ロニエとティーゼの結婚問題

19巻で目立ったのが「結婚問題」です。
ロニエの親友ティーゼがレンリにプロポーズされたり、ロニエもまた出世したせいで親戚中からお見合いの話を持ち寄られたりと大変そうでした。

 

  • ティーゼは死んでしまったユージオを未だ忘れられなくて結婚するか否かで迷い
  • ロニエはキリトへの想いがあるため結婚をするつもりはないと決めてはいるものの苦しんでいる。

 

どっちも切ないですねぇ…。
まだいつでも会えるロニエのほうが…
と思わなくもないですけど、
アスナがいるから叶わない想いを押し込めている姿は苦しそう。

しかもロニエは「両親のためには結婚したほうがいい」とも考えているワケだから余計に思考がゴチャゴチャしている感じがもうね…。

 

起こるはずのない事件

今回のメインである人界で起こった殺人事件は、犯人と目されるゴブリンはどう見ても濡れ衣でしたな。
キリトの最初の対応でもうそれがなんとなく分かりました。

ゴブリンは暗黒界の「力の掟」で殺人はできない。
では犯人は人間なのかというと禁忌目録で殺人はできない。

もし万が一これら規則を破ったとしたら右目が破裂するが、犯人扱いされたゴブリンが両目とも健在。

うーん、謎。

でもこの謎解き、僕は好きですな。
前にアインクラッドであった「圏内事件」思い出しますね。

 

アスナのSAO時代の剣

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そんな事件もあってキリトはダークテリトリーに行って色々調べるコトになり、その旅路にロニエがついていくことに。

その旅の前にロニエがアスナから新しい剣をもらうシーンがすんごいよかったですなぁ。

アスナがSAO時代の、一番最初に使っていた剣のエピソードを話していたのが最高。
プログレッシブで出た話ですよな。
…またプログレッシブ読み返したくなったw

 

イスカーンとシェータの赤ちゃん

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イスカーンとシェータが結婚しているぐらいならさほど驚かないんですけど、赤ちゃんまで生まれていたコトに驚きを隠せませんw

ダークトテリトリーと人界の交流は、
イスカーンとシェータの夫婦、
そしてその子供のリーゼッタにかかっているのかも。

そうそう、
「リーゼッタ」の名前の一部をリーファから取ったってエピソードに不覚にも感動しましたなぁ。うん。

 

灯台もと暗し

そんなリーゼッタがまさか連れ去られるとは。
ドラクエ5めいた展開w

そして犯人がいた場所がキリトたちがいる同じ建物、オブシディア城五十階の玉座の間だったていうのがよかった。
この灯台もと暗し感はミステリー的でイイですな。うん。

川原先生はガチなミステリー書いてもきっとオモシロイ作品にしてくれそう。

 

月影の剣

玉座の間での交戦でのロニエの活躍が19巻で最高の読み所だったと思うのですが皆さんはいかがです?

アインクラッド流剣技をロニエが新しい剣で炸裂させるところはお見事。

そして剣の名前は「月影の剣」となったコトに納得。
だから月の話題を出したのね。
こういう芸の細かさはホント凄いです。

ロニエの切ない心情にもマッチした素敵な名前かと。うん。

 

続きます。

19巻はアリシゼーション編のオマケ的なノリだと思ってたんで、まさか次の巻に続くとは思いませんでしたw

まぁ読み進めていくうちに「これ終わるの……?」という一抹の不安は感じていたのですが(苦笑)

あとがきを読む限りでは、
早く刊行したいとのコトなので、
期待して待ってます。

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