※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『冴えない彼女の育てかた12』を読んだので感想をば。
あらすじ?
読了。ふぁああああああ!!(←褒めてます)#冴えカノ
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— カカオ (@kudoshin06s) 2017年3月18日
12巻も衝撃でした。
前回の衝撃的なラストで「え、そんな命のやり取りするような作品だったぁ!?」と驚いた方もいるでしょう。
……あらすじ書けないんですけど(苦笑
どうあってもネタバレになっちゃうんで、続きは以下の壮大にネタバレしてるエリアで読了した方に向けて色々書きます。
以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
読んだ人は僕の好き勝手な考察にお付き合いしていただけると幸いですw
健康って幸せなんだね…。
前回のラストで加藤恵の安否が気になって仕方がなかったけれど、蓋を開けてみれば何ともなかったのは幸いというかやってくれたねwと笑いました。
ただ健康状態が悪化して倒れたのが紅坂茜だったのは、まるで働きすぎニッポンの世相を反映しているようだなと僕は思いましたけど考えすぎですかね。
はたらき過ぎアカン!
ちゃんと休もう!寝よう!
いやでも健康ってホント大事ですよ?
僕も去年、帯状疱疹なんていう病気に突然なって痛いわ痒いわヒドい目に遭いましたからね…。
それでも活動しようとする紅坂茜を否定できるのかというと、僕にはできませんでしたけど。
クリエイターの仕事ってどうにも追い込まれないと本領を発揮できない気がしてならないから(苦笑)
余裕があるからイイ物が生まれるとは思えないんですよなぁ。
徹夜続きなんかはアカンですけど。
僕は加藤恵サイドから物語を読んでいたワケで…。
加藤のコトで頭を悩ませつつもプロ(英梨々と詩羽)と仕事ができる喜びを感じている倫也が、僕にはどうにも「なんだかなー」と加藤みたいな具合に読んでました。
これは僕が12巻を加藤サイドから読んでいたからでしょうねぇ。
作者さんは決断する倫也を中心に描いているようだったんですけど、感情移入しているキャラというか単純に好きなキャラが僕は加藤なので、ハイw
サークルを一時的とはいえ放り出し英梨々たちを手伝う。
おいおいこっちのゲームはどーすんねん。
そもそも現在のサークルの成り立ちを考えると、英梨々たちを手伝うというのはどう見る角度を変えてもおかしくない?
しまいには泣いてしまった加藤。
…倫也には感情移入できませんでしたなぁ僕は。
でもラストの展開考えると、それでよかったかなーとも思いますけど。
よくぞ加藤を選んでくれた!
英梨々ではなく恵を選んだのね!
ラストに倫也が加藤に告白してそこで終わったんで、なぜ倫也が加藤を好きになったのかは分かりません。
いやここまでの物語を振り返ってみると、
「加藤でしょ!」
と僕は思わないでもないけれど、それは僕が加藤を贔屓していて盲目になっている可能性も十分に有り得ますw
そこでもっと物語構造的な具合に考えてみると、加藤恵は当初から「メインヒロイン」と設定していたから告白されたんでないのかなと。
メインヒロイン設定をぶっちぎって英梨々選んでももちろんイイけれど、そこは当初からしつこいぐらいにこだわっていた「メインヒロイン」をゲームだけでなくリアル側にも貫いた、と。
僕は今のところそう捉えています。
今のところ、ね。
これで13巻で英梨々ルートに進路変更したらどーしよw
GS3、13巻でどうなるか…。
GS3巻不可避な内容でしたんで、あとがき読んで一安心しました。
倫也と英梨々、詩羽がフィールズクロニクルⅩⅢ絡みで奮闘している間、残された加藤たちbleassing softwareがどうしていたのか気になります。
美智留とか12巻では終盤にちょろっと登場しただけですしねw
関連記事:『冴えない彼女の育てかた Girls Side3』感想
詩羽が英梨々をどう説得したのかは是非ともGS3巻で描いてほしいですなぁ。
英梨々を説得するのはお手物だっていう結果だけじゃどうにもw
そして13巻。
12巻ラストで加藤を選んだコトで、どういう波が来るのか。
…英梨々の反応とか想像を超えているんですががが。
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