『妹さえいればいい。8』感想。千尋の動向が色々な意味で気になった巻でした。

4 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。

『妹さえいればいい。8』を読了したので感想をば。

あらすじ

土岐健次郎、切腹……!?

年が明け、『妹のすべて』のアニメ化発表が着々と近づいていたある日、なにげなくエゴサーチをした伊月が見たものは「妹すべ、アニメ化決定!」という新刊の画像付きツイートだった。その画像の出所はなんとギフト出版の公式サイトで……。伊月やアニメ関係者からの信用を失ったGF文庫編集部が放つ、起死回生の一手とは……!? 伊月や土岐がアニメに翻弄される一方で、春斗や京、他の新人作家たちの物語も進んでいき、千尋の心にも大きな変化が訪れて――。

相変わらず色々な意味でスゴかったです。

もうホント、色々としか言いようがないけど、色々な意味で一線を越えてるなと思いましたw

僕のツイートについては、もう読んでくれとしか言いようがないですはい。千尋に要注目ですw

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。


外部にアニメ化の情報が漏れた。

「外部に」と書くと何やら危険な匂いがしますけど、単純に編集者たちが自爆したようなもんでしたねぇ。

作中にはこういうコトは過去にもあったと書いてあって、あとがき読んでみたらまさに「妹さえいればいい。」がそれだったという。マジですかw

そんな事件をすぐネタにしまう作者さんにアッパレです。

カカオ

カカオ

僕はどうやってアニメ化を知ったっけなぁ…。たぶん公式発表だと思うんだけど。

編集者は大変そう…。

土岐が頭を丸めたり、やる気を失った絵師さんをフー○クでもてなしたりと、相変わらずスゴい。特にもてなし方がw

アニメ化するみたいですけど、土岐の○ーゾク好き設定はどんな感じになるのか気になるところですな。

とにかく編集者は大変そうだなと、毎巻のように思いますね…。

ルームシェア

那由多、京、蚕の三人がルームシェアする展開には驚きましたなぁ。しかもサクサクと決まっていくという。

元を辿れば蚕が東京で一人暮らしをしたいと言い出し、それを両親が反対。

そこから蚕がルームシェアならばイイでしょと提案し京に電話、京の両親がオーケーを出して二人で、二人でルームシェアがスタートするはずだった。

けれどそこに後から、伊月の近くに住みたい那由多が加入した。

この流れが本当に流れるように、けれど雑でもなくしっかりと展開していて、読んでいてスゴいなぁと思いました。

あまり感動するポイントではないはずなんですけど、僕はなんか感動してしまたよ。

温泉旅行

カカオ

カカオ

また温泉かw

と思ったら、今回は伊月と那由多の二人きりでした。

キッカケが伊月のなのがこの作品らしいというかw

座り仕事は要注意

伊月の痔については、僕も座っている時間が長いので他人事じゃないなぁと思いましたね…。

痔でなくとも肩、腰あたりにはダメージが蓄積しますし、ずっとキーボードを叩いていると腕も結構疲れます。

座り仕事の人は作業環境を今一度見直すコトをオススメしますよ。いやホントに。

執筆時の那由多にビビる伊月

例によって場所が温泉地になろうともサクッと一線越えたりしていたワケなんですけど、夜中1人で起きて執筆していた那由多の描写は8巻の肝のように思えましたね。

言葉が勝手に降ってきて、那由多がそれに従って機械的に小説を書いているような感じが痺れました。

いつもの下ネタ全開の那由多なんて欠片もみられませんでしたね。

その那由多に伊月がビビりつつ自分を無理矢理鼓舞していたのが印象的でした。

今でこそ付き合ってますけど、伊月にとって那由多は倒すべき敵みたいなもんでもありますからね。

ここから「やっぱ俺たち付き合うべきじゃない」みたいな展開にならないかちょっと心配。

今のところ「那由多を幸せする」も同時に目標として掲げている伊月なので大丈夫だとは思うんですが。

女子であるコトを明かすか否かで悩む千尋

カカオ

カカオ

8巻で千尋の性別が明かされるか…?

と千尋が登場するたびに緊張しながら読んでました僕w

で、8巻では性別が明かされるコトはありませんでしたねぇ。

ただ、千尋の父親から「もうそろそろ伊月に話してもイイのでは」なんて具合に提案があったのは驚き。

提案それ事態にも驚きですけど、そもそもなぜ千尋が男であると嘘をついているのか。

その理由が父親にあったのが何よりもビックリでした。

父親は伊月の小説にドン引き

妹好き全開の伊月の小説は、彼の父親にしてみれば狂気の沙汰でしかなかったようで。

伊月の一作目を読んだときにトラウマとなり、それもあってか千尋と家族になった際に男設定にした模様…。

ものすっごく説得力のある説明でしたな…。

まとめ

ここに挙げた点以外にも面白い話は盛りだくさんな内容でした。

相変わらずメシ描写には気合いが入ってますし、千尋と春斗が秋葉原に行くシーンなんかは、ガンプラビルダーとしては是非読んでほしいところ。

あのお高いニッパーはたぶんアルティメットニッパーかと思われw

個人的には、伊月、那由多、京、春斗、千尋の5人で行うゲームのシーンが良かったですねぇ。

過去のゲームもめっちゃ好きで、もう一度読み返したほどですよ僕w

アニメでも再現して欲しいなぁと思うんですけど、どうなることやら。

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カカオ

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